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中「じゃあ、18時で」

「わかりました」






女湯と男湯との分かれ道でそう約束して別れる。

本当さっきから







__どこ行く?

__ここがいい







カップルみたいな会話ばかりで

つい浮かれそうになってしまう。







仕事仕事、

そう自分に言い聞かせてもその時間が幸せで

こうやって待ち合わせするのだってすごく、ウキウキしてて






ブーンって脱衣所で髪の毛を乾かしているときも

鏡に映る自分は少しにやけいて

部長はもう出たかな、なんて色々考えて








浴衣、変じゃないかな







そう、一度鏡で確認をしてから

待ち合わせをしている温泉内のホールへ向かう。







中「あはは、」






そしたら部長の笑い声が聞こえてきて

え?知り合いでもいたのかな

なんて思いながらホールに入ると







2人の女の人に囲まれて楽しそうに話してて

ちょっと胸がズキッと痛む。







中間部長がナンパ、?

もしくは逆ナン、?






どっちにしても部長が楽しそうに話してるから

私が今行ったら迷惑かなと思って

歩くスピードをおとしてどうしようかな、なんて迷ってると







中「あ、A」







私を見つけた部長が駆け寄ってくる。

その後ろで私をキッと睨む女の人。







中「助かった」






そう、ぼそっと私に言う中間部長







逆ナンされてたんだ

そう知って、なんだかホッとした。







そしたら後ろを振り返って







中「ごめんな?彼女おるから」

「え、ちょ」

中「いこ」







強引だけど優しく手を引かれて外に出た。



.

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作者名:なる | 作成日時:2019年6月28日 18時

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