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望side
待てど暮らせどAは誘ってこうへん
やっぱりそんなもんか、
そう思って流星と出店に昼ごはんを買いに行く。
藤「Aと行かんでよかったん?」
小「うん、忘れられてるねん」
藤「…まあ元気出し?」
小「うん、じゃあ流星わたあめ奢って」
藤「はあ?(笑)」
まだこうやってAと仲良くなって間もないし
だんだんもっと仲良くなって
焦らんとちょっとずつ、近づけていければいいかなあって
そう思うのに
「わたあめやん!!ちょーだい!」
流星に買ってもらったわたあめを持って
教室に戻ったらそれを見るなり飛んでくるA。
ほんまに可愛くて
あー今すぐ彼女になってほしい
って気持ちが大きくなる。
俺の気もしらんくせに
こうやって寄ってきて
ほんまなんでなん、はよ好きになってや
小「絶対あげへん」
意地はって身長の低いAが届かんくらい
わたあめを高くあげてとられへんようにするけど
「えーお願いー、」
必死にお願いしてくるAに負けて
結局あげてしまう。
もう振り回されっぱなしやなほんまに、
あっという間になくなったわたあめ。
割り箸だけが残ってそれを捨てに外に出ると
「のんちゃん!」
Aが追いかけてきてて
「出店行こ?」
唐突すぎて
うれしすぎて
小「しゃーなしな?」
めっちゃにやけた。
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みどり(プロフ) - もし良ければ続きが見たいです! (2020年2月24日 13時) (レス) id: f63555df24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なる | 作成日時:2019年6月9日 15時