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望side
小「あー終わらへん」
藤「ほんまに」
小「ゲームしよ」
大学4回生になって本格的にゼミ(研究室)が始まって約1ヶ月。
実験も本格的になってきてなかなか終わらへんくて
1回生から仲のいい流星とオンラインゲームで遊ぶ。
「うわ、また遊んでる」
小「あ、A」
ゼミ室から実験室にきたAはうちの研究室で唯一の女の子。
まあ、理系のゼミやから仕方ないんやけど。
自分がやってた実験の様子を見に来たみたいで
「あ、いけてるいけてる、よかった」
小「成功しそう?」
「うん、あともうちょっとで終わりそう」
よし、って記録を取りながらしゃべるA。
はよ帰りたいっていうオーラがハンパない。
「頑張りやー?」
小「おー」
ゲームをしながらやから曖昧な返事になってしまって
それを見たAは呆れたようにため息をついて実験室を出て行こうとする。
あ、
小「A」
「ん?」
小「今日もかわええな」
日課を忘れるところやった。
Aにかわいいって言うっていう。
「あ、はーい、あざまーす」
女の子は誰でもかわいいって言われたら嬉しいはずやのに
Aは適当にあしらってなんも動じひん
俺は本気やのになあ、
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みどり(プロフ) - もし良ければ続きが見たいです! (2020年2月24日 13時) (レス) id: f63555df24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なる | 作成日時:2019年6月9日 15時