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小「じゃ、僕はここで」
家に着いた途端私に何も言わせないと言わんばかりに
そそくさと帰ろうとするから
「ちょっと待って、」
思わず引き止めてしまった。
「今からどうするの？」
小「タクシー代もったいないんで、駅前のカラオケで朝まで寝ます」
「カラオケ？」
よくするんですよ
なんてケラケラ笑う。
終電なくなるのに家まで送ってくれて、
挙げ句の果て朝までカラオケで過ごすって、
さすがになんか悪い気がして
「あの、…小瀧くんが嫌じゃなければなんだけど」
小「ん？」
「家…、来る？」
え、
って一言漏らしてからフリーズする小瀧くん。
そうだよね、やっぱり引くよね、
だけどどうしても申し訳なくて
ほかに方法が思いつかない
「や、その変な意味はなくて、」
小「え、逆にいいんですか？」
「…うん、送ってもらったのになんか悪いし、」
小「じゃあ…、上がってもいいですか」
少し嬉しそうに後ろをついて来て
マンションのエレベーターにのって家の前まで来る。
…ちょっと待って、
洗濯物…散らかってないかな、
急に不安になって
「ちょっとだけ待っててくれる？」
小「あはは、どーぞどーぞ」
サッと入って部屋を見渡すけど
運良く、とても片付いている方。
洗濯物も散らかっていないし
…よし、大丈夫かな
一通り寝室もリビングも全部確認して
小瀧くんを中に入れる。
小「うわー、いい匂い」
「変態」
小「え〜(笑)そんなつもりちゃうのに」
リビングに案内してとりあえずお水をくんで渡す。
「適当に座っててね」
小「ありがとうございます」
「お風呂、入る？」
小「あ、Aさん先入ってください」
お言葉に甘えてすぐお風呂を沸かして
今日の疲れを癒す。
お風呂から上がるとソファに座ってたはずの小瀧くんは
そのまま寝転がって寝てしまっていて
起きるかな、と思ってほっぺたをツンツンしてみるけど
小「ん〜…、」
って。
子供みたいで可愛い、
なんて思ってもう一回ツンツンしてみる。
そしたら、
小「A…さん、」
急に私の名前を呼ばれて
なんかすごく恥ずかしくなって
「…寝よ、」
掛け布団をかけてあげて私も寝室へ向かった。
.
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なる(プロフ) - 宇佐見蒼空さん» コメントありがとうございます（＾Ｏ＾）ご指摘もありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします(*^^*) (2019年6月23日 14時) (
レス) id: c5611b0274 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐見蒼空(プロフ) - いつも、楽しく読ませていただいています！そこで、26話の中間部長の中間の字が仲間になっています。直していただけると有り難いです(о´∀`о)これからも楽しみにしています！ (2019年6月23日 0時) (レス) id: 442893a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - okmrernさん» わあああ（ ; ; ）めちゃくちゃうれしいです（ ; ; ）！ありがとうございます、本当に！！頑張りますね(^ ^)！ (2019年6月11日 22時) (レス) id: c5611b0274 (このIDを非表示/違反報告)
okmrern(プロフ) - なるさんの書く淳太くんがリアルで最高にグッときます！これからも読ませていただきますので無理せず頑張ってください！ (2019年6月11日 19時) (レス) id: 473bebe0bb (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - atu66mi67yu129さん» そう言っていただけると本当うれしいです（ ; ; ）こちらも頑張りますね！！！ (2019年6月9日 15時) (レス) id: c5611b0274 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2019年6月9日 10時
