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Friend*43 ページ44

何回か唇が重なると、悠月はこんなことを聞いてきた

「いつから…………好きだった?」

『あ……………それは、わからない。』

「はぁ?」

『だって、気づいたら好きだったんだもん。』


好きな人の前で素直になるのは大切なこと


「そっか。」


悠月が見せてくれる、優しい笑顔が好き。



「じゃあさ、……………アイツとキスした?」


二つ目の質問



『へ?あ…………したかな?あれ、覚えてない。まって………』



そう聞かれると、したかしてないかあんまり覚えてないけど…………



「ばーか、アイツのことばっか考えてんじゃねぇよ。」



『だって………あれ、ほんと。したっけ?』

「俺にきくなよ。」

『…………した。』


急に思い出したから、そう教えてあげた。









あれ?




ちょっと不機嫌?








「聞いた俺がばかだった、はい消毒。」

『んっ!?』






前とはちがって、今度は強引に重なる唇



「あーぁ、離してあげね。」



キスをしながらそういった悠月は、もう男の子の顔だった







何回かそれを繰り返していると





「さぁ、帰るか!」






何て言い出したから、







『うん!』







私も笑顔でそう返した






渡り廊下を出る瞬間、私たちの手はぎゅっと繋がれていた

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設定タグ:片想い , 友達 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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ロン(プロフ) - 最高の終わり方だああぁぁあ(´TωT`)こういうの好き!密かに続きを見たい自分がいるw本当に素敵な作品でした!!!!! (2019年10月16日 18時) (レス) id: 5da2cd98ce (このIDを非表示/違反報告)
れおん - 最高でした。感動して、涙が止まりませんでした。素晴らしい作品を、ありがとうございます。 (2018年11月15日 4時) (レス) id: 8f05888d5b (このIDを非表示/違反報告)
相葉梨乃(本人) - 久々にこのサイトで小説を読みました!また来ますね!野いちご で『未来ポスト』を執筆してます!宜しくお願いします! (2014年7月1日 21時) (レス) id: 04227c95d6 (このIDを非表示/違反報告)
ちねな(プロフ) - victoryさん» ありがとうございます!私は某アイドルさんが大好きなので、イメージはその方ですが、シナリオはあるアーティストの曲から考えました♪ (2014年1月19日 15時) (レス) id: 849a07c1db (このIDを非表示/違反報告)
ちねな(プロフ) - 正子さん» ありがとうございます!頑張ってくださいね、応援しています! (2014年1月19日 10時) (レス) id: 849a07c1db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちねな | 作成日時:2013年8月23日 19時

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