第149奏 羊の晩餐会 ページ6
「ぼ、僕のファースト…」
「落ち着けA、カウントしなくていいんだ」
マジで…?
「ロード、なにお前…?」
! この声…
「少女のこと、そんなに好きだったの?」
「な〜まえ、ウォ〜カ〜〜〜」
とても縦長なテーブルにはおいしそうな料理
椅子に座っているのは、ティキ･ミック
ロードの行動に、目を見開いていた
「千年公以外とちゅーしてるとこ、はじめて見たぞ」
「ティッキーにはしなぁ〜い」
レロを振り回すロード
「生〜きてた。ほ〜ら、生〜きてた〜〜〜」
あのトランプ、うるさいですね
「「「「「………」」」」」
手で唇を擦る
女の子にキスされるなんて…
僕って、そんなに女子力というものが無いのか…?
「何してんの、座って」
ていうか、こんな時に食事って…
「待ってる間腹へってさ、一緒にどう?」
敵に食事を誘うって…
「
「お断りします」(即答)
「だな」
「食事は時間があるとき、ゆっくりしますから」
時間があるときと言っても、帰ってからの話だ
「その時間? あと、どれくらいか知りたくない?」
ナイフを持った彼の手が、外を指す
「外、絶景だよぉ」
「!!!」
「A」
ま、まさか…!
「………………ま」
「街が…」
「嘘だろ…!?」
「無…ッ…」
外は…
「あと、一時間もないかな。残るは、俺達のいるこの塔のみ」
外は、柱のようなものが円になっており、建物は塔以外無くなっていた
「ここ以外は、すべて崩壊し消滅した」
思い浮かんだのは、神田とクロウリー
「そんな…っ」
その時―
バタン
「!!」
「何を…!!」
ガチィィン
ロードが扉を閉め、鍵を掛けた
「座りなよ」
「座れよ、エクソシスト」
戸惑う僕達
「恐ろしいのか?」
イラッ
座ればいいんですね
ガタン
「さて。やっと、ゆっくり話せるようになったな少女」
全員が席についている
フレッドは座れないので、いつも通りだ
ティキを真っすぐ見ながら、少し睨む
「そんなカオすんなってー。罠なんか仕掛けてねェよ、
イカサマはしないって言ったろ?かわいくねーな」
(かわいくなくて、悪かったですね)
横目で、ロードを見る
僕の首に腕を回し、抱き着いてきた
「大丈夫だよぉ、A♪」
「ロートたま、ひっついちゃだめレロー!!」
レロを無視し、こっそりと僕に話す
「
→
第150奏 興味→←第148奏 き、キスされました…女の子に…
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道化師ロキ - とっても面白いです！更新がんばってください！応援しています！ (2017年7月26日 14時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
アイリア - コメント、ありがとうございます。無理しないよう気をつけながら、更新していこうと思います! (2016年7月14日 16時) (レス) id: a2eced5c3e (このIDを非表示/違反報告)
切り身*.(プロフ) - 初めから読んでます。いつも更新楽しみにしてますので無理せずに頑張って下さい！ヽ(*´∀｀)ノ (2016年7月12日 17時) (レス) id: b30fa4f571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイリア | 作成日時：2016年6月18日 10時
