第160奏 ラビ… ページ17
アニメ、始まりましたね!!
これからが楽しみです(楽しみすぎて死にそう)
――――――――――――――
ギィィィ…
「!」
カン
何かが床に落ちる音が聴こえた
ヒュ
(後ろ!?)
振り返るとそこには―
「ラ…ラビ…?」
ラビがいた
でも…
(ラビ…?)
反応は無く、目を虚ろだった
「A、悲しいお知らせが届いたよぉ」
頭に浮かんだのは…最悪の予想
…嫌だ、言わないで………!
「「ラビ」の
自分の予想を信じたくない…!!!
「死んじゃったみたい」
「っ!!!」
嘘だ…
ラビが…負けるなんて…!!
「さぁ。リナリーと人間と狼を助けたかったら、"それ"を殺さなきゃねA」
「「!!!」」
「なっ…」
仲間を殺せ…?
(ヤバイぞ…A…!!)
バッ
「ラビッッ?」
ゴッ
ラビが突然、僕を攻撃してきた
「ぐぁっ」
ズザザザ
剣でガードするも、吹っ飛ばされる
(うそだ…ラビが、僕に本気で攻撃してくるなんて)
「! A! 来るぞ!!」
(!)
ゴッ
「っ…!」
ラビの蹴りが入り、血を吐き出す
バンッ
(っ、右!)
ドカ
顔を左に動かし、拳を避ける
ヒュッ
(ロードは、ラビの精神が死んだと言ってた。
退魔の剣が効くかわからないけど、物は試しだ)
ズバンッ
剣でラビを貫く
(お願い、効いてくれっ)
しかし―
シ…ン
(! 効いてないっ)
ドゴァッ
「ぐっ…」
「殺さずの退魔の剣じゃ効かないよー?
ラビは「心」を失ってるだけで、魔が憑いたワケじゃないからね?
攻撃するならッ、
っ…左手したら、僕はラビを殺すことになる…
(それだけは、絶対に嫌だ!!!)
キュイ
「さあ、早く! 爪の武器に変えないと、殺すよ?」
「「!」」
蝋燭の先がドリルに変わる
ザザザ
「………っ」
ｷﾞﾘｯ
「卑怯よ、ロード…っ」
(こんなの…)
(Aの仲間思いが仇になったか…!!)
「武器を変えて、A!」
(Aが選択できないとわかってて…!)
「それとも、リナリーと狼の悲鳴が聞きたい?」
ドガァッ
グッッ
「ゴホッ…」
ガッ
「!」
ラビの肩に手を回す
「ラビ…」
ギリッ…
「私の…こえ…聞こえませんか…………?」
ラビ…
「ここで…リナリーとチャオジーを守れるのは、
私達だけだって、クロウリーが言ってたでしょう…………」
「戦えよッッ」
「A…」
「神田は、戦う…かな」
彼の性格なら、きっと容赦なく斬るんだろうな
→
第161奏 「ラ」＋「ビ」→←第159奏 魔ー a devil ー
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道化師ロキ - とっても面白いです！更新がんばってください！応援しています！ (2017年7月26日 14時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
アイリア - コメント、ありがとうございます。無理しないよう気をつけながら、更新していこうと思います! (2016年7月14日 16時) (レス) id: a2eced5c3e (このIDを非表示/違反報告)
切り身*.(プロフ) - 初めから読んでます。いつも更新楽しみにしてますので無理せずに頑張って下さい！ヽ(*´∀｀)ノ (2016年7月12日 17時) (レス) id: b30fa4f571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイリア | 作成日時：2016年6月18日 10時
