超人気女優は超古参オタク [浦島坂田船]

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『あの、ここであってますか？鍵もってます？』

「あるよ〜ほら」

ふにゃふにゃ笑いながらそう言う男性は手を滑らせて鍵を落としてしまった

『あーもう、拾いますからちゃんとしてください』





わたしが拾った鍵には…アレが付いていた


え…これって…


そう、これはどこからどう見てもアレだ！！ 浦島坂田船のミニチェーンキーホルダー！？(現実では販売されていません)

も、もしかして彼もcrew…なのか？

それなら、是非これからも仲良くしたいところなのだが…

今の彼にcrewかどうかを聞き出すことは不可能なようだった

彼はこたぬきなのだろうか…？キーホルダーを見てそう考察する

わたしは浦島坂田船の古参ながら、箱推しというまぁなんともいえないポジションにいる

だって、4人全員かわいくてかっこよくて…尊いんだよ！？

選べるわけないじゃない！！((

良くも悪くも、4人に貢げる程のお金はいただいているのでご心配なく( ＾∀＾)ﾆｺｫ

っと、熱く語りそうになるところだった危ない

こうなると長くなるのがわたしだから…

泥酔状態の彼に確認をとる

『お兄さん、入りますよ』

彼は無言で頷いた

『じゃあお邪魔しまーす…』

これでも１女優が見知らぬ男性の部屋に入るとかバレたらマスコミがだまってないだろうから、そそくさと家のなかに入る








…それを見ていた人がいたとも知らずに

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