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絶対にここにいると思ったんだけどAちゃんのいる様子が全くなくて諦めかけていた時、地下に通じる階段を見つけた。連絡するより先にAちゃんがいるのかを確かめたくて足音を立てずに向かうと喋り声が聞こえてきた。男の声と…Aちゃんの声?!
「 やっと見つけたんだ、キミを。何年待ったと思ってるんだ 」
『 …あなたなんでしょう?私の父に罪を擦り付け母を殺したのは…! 』
「 あぁそうさ、俺はいつもあいつに負けていた。勉強も運動も、地位も、好きな子にさえ振り向いてもらうことは出来なかった。恋に落ちたのは俺の方が先だというのに…! 」
『 だからってどうして父を…! 』
「 決まっているだろう?キミの父に罪をなすり付ける事で俺はアイツに勝ち私の初恋の人である母親にそっくりなキミを手に入れるためさ。恨むなら
『 …私を、こんな場所に連れてきてどうするつもりなの 』
「 このナイフにビビっているのかい?殺しはしないさ、ただキミを一生飼い殺し俺の傍にずっと置いておくのさ、死ぬまで一緒だよ… 」
『 ふざけないで!アンタみたいなやつの言いなりになんかならないんだから…! 』
「 おっと、縛られているのに抵抗するとはいい度胸だね、お仕置が必要なようだ 」
とにかく彼女を助けたい一心で俺はドアを蹴破りその男の前へと立ちはだかった。
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早桃 - めっちゃ面白い!すごく好きな作品です!これからも無理せずに更新頑張って下さい!応援してますぅぅぅ! (2022年12月28日 1時) (レス) @page30 id: f9af42ef58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴんくちゃん x他1人 | 作成日時:2022年9月11日 12時