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H.
「 っておい!この事件が起きたの5年前の今日じゃねーか?!」
「 なら彼女はその事件現場に向かっている可能性が高いな…一か八か、だけかけてみる価値はありそうだ 」
いくしかねぇな、と伊達班長の一声で一斉に走り出す。嫌な予感がするのはオレだけだろうか。無事でいてくれと願うばかりだ。幸か不幸か、その事件現場は警察学校からそう遠くない場所に位置していた。
事件以来使用されていなかったんだろう。廃墟までとは言わないが大きめのビルであった。ただ彼女がどこにいるかは全く検討もつかず、そもそも居るかも分からなかった、ただ建物に2人分の足跡が残っていたので彼女の足跡だと信じるしかなかった。
とりあえず手分けして探そう、とオレたちはバラバラになって彼女を探した。だがしかし彼女の存在はなく検討ハズレだったのかもしれないと苛立ちを隠せずにいた。
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早桃 - めっちゃ面白い!すごく好きな作品です!これからも無理せずに更新頑張って下さい!応援してますぅぅぅ! (2022年12月28日 1時) (レス) @page30 id: f9af42ef58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴんくちゃん x他1人 | 作成日時:2022年9月11日 12時