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「あ、おかえりAちゃん」



『ちゃんと(れい)くんのこと、送り届けてきたよ』



「あれ、降谷ちゃんのことそんなふうに呼んでたっけ」



『ううん!さっき彼を送り届けてきた時に呼び方変えたの。(ヒロ)くんって呼んでるなら僕もって言われて』



「あぁ、そういう事ね」


『でもほんとにちゃんと喋るようになって良かった〜!松田くんも話せないかと思ったけどそれ以上に(れい)くんと話せなかったんだもの』



「んまぁ嫌われてなくてよかったじゃない、俺は悲しいけどね」




『どうして研二くんが悲しいの?』



「下の名前で呼んでる男の子が増えてるでしょ〜?ちとジェラっちまうよ」



『でも研二くんはわたしの中で一番最初に下の名前で呼んだ男の子だもん…』




「そりゃあ嬉しいねぇ、ありがとう」



『…お昼ご飯の時色んな女のコが周りに座って食べてるけど、私1番研二くんと仲良い自信あるんだからっ…』




ムスッと頬をふくらませる彼女。おいおい、急にムキになってるAちゃんも可愛いじゃないかぁ。まさかこんな嬉しいことがあるとは思わなくてその授業中ずーっとニヤニヤしてたら授業後に教官にあまりにやにやするなと軽く怒られた。まぁ一方通行じゃないならいいかな〜なんて聞き流してたけどさ。

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早桃 - めっちゃ面白い!すごく好きな作品です!これからも無理せずに更新頑張って下さい!応援してますぅぅぅ! (2022年12月28日 1時) (レス) @page30 id: f9af42ef58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴんくちゃん x他1人 | 作成日時:2022年9月11日 12時

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