次元を超えて4【来栖翔】

１１８話：お別れ ページ5

貴女side

翔に別れを告げた。次の日・・・


音也「ねぇ！！何で！！！なんで翔と別れたの！！！
なんで、酷いよ、こんなの！！！！」


そう言いう音也を隣で制するテラシー・・・


私だって・・・別れたくなんてないよ・・・


でも、けじめ・・・だから・・・


翔はなにも言わないまま、車へ行ってしまった


それから、皆に別れの挨拶をして・・・



最後にしもんぬ・・・


貴女「しもんぬ・・・あの・・・」

下野「諦めたわけじゃないんだろ？翔のこと」

貴女「ぇ・・・」

下野「はい上がって来るよな？お前が、翔のこと大好きなのは今も変わってないもんな・・・？」

貴女「・・・うん」

下野「なら、俺は何も言わないよ・・・
翔のことは大丈夫だ。俺がちゃんと見とくから・・・


だから・・・来いよ、ちゃんとお前の足で」



しもんぬは凄いよ・・・
何でも見透かしてるみたい・・・


貴女「うん、頑張って皆のとこまで行くから・・・
絶対・・・翔のことも諦めてないもん・・・」


だから・・・今は・・・サヨナラする


ポロポロと流れていく涙・・・


下野「・・・待ってる。
翔と皆で待ってる。だから・・・またな」


貴女「うん、またね」

ニコッと今できる精一杯の笑顔を向ける・・・


皆の乗った車は走って行ってしまった。

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