43話;;← ページ46
王様「__そうか。ならば、そのおかした罪を心の底から反省し、二度と同じ過ちをおかさないことをここに誓えるか?」
そ「わかりました。ここに誓います。」
王様「・・・よろしい、この国への入国を許可しよう。」
エリカ「ありがとうございます。お父様。」
エリカ「・・・そらねこくん、住むところはどうする?」
そ「どうしよう・・・」
王様「住むところについては、この城に住めばよいのではないか?」
エリカ「?!そ、そんなことよろしいのですか?お父様。」
王様「うむ、よいぞ」
エリカ「パァァアア!!やったー!一緒に暮らせるって!そらねこくん!」
そ「や、やったー」
それから、僕は、エリカとお城の皆さんと暮らし始めた。
みんな優しくて、とってもいい人。
その中でエリカはしっかりとした性格で、王様や王妃様にも認められていて、今すぐにでも女王様にでもなれるんじゃないかってくらい、しっかりとしていた。
でも、僕と話す時だけ、にこにこと、無邪気な笑顔で話していた。
僕はそんなエリカが好きになった。
やるときはしっかりと、休む時は楽しそうに。
そんなエリカが好きになった。
そんなある日___
エリカ「そらねこくん、そらねこくんってさ、頼られるってどう思う?」
冬の日が暮れてきたころ、エリカが突然僕に聞いた。
そ「どうって言われても・・・うーん、頼ってくれる人に信用してもらえてて、いいと思う。」
エリカ「そっか。私はね、頼られるってすごくプレッシャーを感じるんだ。」
そ「まあ、そうだよね。」
僕は、この時のエリカのSOSに気づけなかった。
それから1週間後、エリカはタヒんだ。
タヒ因はストレスによる病気だったらしい。
そ「どうして・・・どうして・・・」
どうして、僕の大切な人ばかり、失われていくんだろう。
僕はそれが原因で、国をでた。
もちろん、食料も何も持ってきていなかったから、僕はすぐに飢えそうになった。
そして、意識がもうろうとする中、僕は考えた。
〈このまま何も食べなかったら、父上と、エリカがいる世界に行けるのかな。〉
って。
そ「もう・・・このまま・・・」
そう思ったとき。
《タヒんじゃだめ!》
そ「え・・・?」
《タヒんじゃだめ!》
この声・・・聞き覚えある・・・
そ「___エリカ・・・?」
44話!うぃー!→←42話ーーーーーー!!!!(前回の続き)
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
病み - お気に入り登録が4も・・・うれしい・・・o(* ̄︶ ̄*)o (2022年4月10日 17時) (レス) id: 4fca5b8289 (このIDを非表示/違反報告)
病み - わぁぁぁぁぁ!!!!3000Hit行ったぁぁ!!!!ありがとうございます!!!! (2022年3月16日 18時) (レス) id: 4fca5b8289 (このIDを非表示/違反報告)
病み - なぷ【にょん】さん» www (2022年3月16日 18時) (レス) id: 4fca5b8289 (このIDを非表示/違反報告)
なぷ【にょん】 - 病みさん» あっ…w (2022年3月16日 17時) (レス) id: 78b98a87b4 (このIDを非表示/違反報告)
病み - なぷ【にょん】さん» あwよくお分かりでw (2022年3月16日 17時) (レス) id: 4fca5b8289 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:病み | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/utiuiu/
作成日時:2022年1月17日 20時