ヤンデレホストと愛され黒服ちゃん【実況者】 (ページ4)

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黒服とするのを枕とは言いませんがページ4

カラオケボックスは、まるで擬態するかのように真っ黒に塗られていた

そこから出てくる黒服集団は、傍から見れば、そういう人たちにも見えなくは無いだろう

精一杯の笑顔で、そんな人間じゃないですよ、とアピールし、受付を済ませる

きりやんさんのいる筈の117号室へ足を運ぶと、中から女性のヒステリックな泣き声と、男性のなだめる声が聞こえてきた

限界ふたりと目を合わせ、突撃する

『すみません、今宵の主役は我々だの従業員です。姫様、少しお話い＿＿』

言い終わらないうちに、ベルトが目の前に飛んでくる。あ、これ当たるな...と覚悟した瞬間、ゴツゴツとした手が視界を遮った

gt「あっ、ぶねぇ...」

急いで頭を下げ、お礼を伝えると、彼は自身の広い背中に私を隠し、姫へ詰寄る

gt「あの〜、うちの店、枕禁止なんすよね...そこからどいて頂けます？」

きりやんさんの上にまたがる姫を目を細めて睨みつけるぐちつぼさん。後ろでもう戦闘態勢に入っている焼きパンさん。

落ち着いてくれ、2人とも..

そんなふたりを手で制し、おずおずと前へ出て、姫の会員証の複製を、見せびらかすように取り出す

『あの〜、そこで止めていただけないなら、最悪、会員停止となりますが...』

姫は、驚いたように目を丸め、何かを喚き立てると、伝票を叩きつけ、部屋を出ていった

違約金の支払いのために姫を追いかける限界。少し肌寒い部屋は、きりやんさんと私、二人だけの空間

『あ〜、っと、ご愁傷さま...でした』

kr「いや〜、別に、こういうことは、慣れてるから...」

慣れてるは慣れてるでどうなんだ、と口を咎めると、その口が、ぽす、と塞がれる

kr「大丈夫、俺の初めては、ちゃんとAちゃんだから。」

意味が分からなくて、その場で首を傾げる

と、突然唇が塞がれた。舌を入れられそうなのを、必死で阻止する。

残念そうに口を離したきりやんさんは、楽しそうに口を歪め、私の首を締めようとした

kr「なんなら、今からやります？初めての経験。」

『限界！！！！！！』

恐怖で潰れそうな喉を必死に開いて限界2人を呼ぶ。と、何故か爆速でやってきて、目を見開く

gt「おい、きりやん！！！！！」

yp「抜け駆けしないでよ〜。」

抜けがけって...。ギャンギャン騒ぐ3人を横目に、唇を触れる。なんでだろう、なんで、私はキスされた時、首を絞められそうになった時、嫌だと思わなかったんだろう...

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いやー！！！！全体6位！！！やったね！！