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目が覚めるとあたしは駅のホームにいた
いつも通り学校の制服を着て。

「えっ!あたし寝てた!?」

顔を上げると 駅員さんが心配そうに
あたしを見ている

"お嬢ちゃん、夕方からずっとここで寝てたよ!"
"何度声を掛けても起きないしびっくりしたよ!"

「いま何時ですか!?」

辺りは真っ暗でスマホを開く

ママ:どこにいるの?
ママ:今日夜ご飯いらないの?
ママ:不在着信
パパ:不在着信
パパ:不在着信
ママ:鍵閉めるわよ!返事しなさい!
ママ:不在着信



時刻は21:42

あたし、どんだけ寝てたの…!
急いで家に帰る

駅で寝ちゃってたことを素直に話すと
パパとママには 危ないってこっぴどく
叱られたけど何もなくてよかったって
ぎゅっと抱きしめてくれた。

あたし、随分長い夢を見ていたんだな。
…どんな夢か思い出せないけど。

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名前 - すごく感動しました! (2018年4月22日 7時) (レス) id: 28d325b79c (このIDを非表示/違反報告)
なっぴぃ(プロフ) - poripiさん» こちらこそ!読んでいただきありがとうございます!そう言って頂けて本当に嬉しいです。また他にもいくつかお話作ってるのでそちらも読んでみてください♪コメントありがとうございました! (2018年4月19日 22時) (レス) id: faae36cc06 (このIDを非表示/違反報告)
poripi(プロフ) - なっぴぃさん、こんにちは。この作品、今まで読んだ中で1番切なくて苦しかったです。でも、すごくいいお話でした。短編で読みやすかったし、内容も本当に面白かったです!ありがとうございます! (2018年4月19日 7時) (レス) id: 5e5157d8c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なっぴぃ | 作成日時:2018年4月15日 11時

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