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ある日の休み時間
また教室がザワザワし始めた
2年生になって数日で覚えた。
このザワザワは彼らが揃うときのやつだって
柊「たまにはお前がこっちこいよ」
龍「へへっ、Aちゃんが行かないでって
甘えてくんだもん♡」
『へ?あたしそんなこと一切!』
音「はいはい、うるさいから喧嘩しないで」
柊「お前も龍二に行けよって言ってあげて」
『なんであたしがっ、』
柊「言え」
相変わらず小林龍二はウザいし
やっと少しずつ話してくれるようになった
橘くんはフレンドリーな印象とは違って
あたしに対してはすごくぶっきらぼう
昌「ごめんね、Aちゃん
とーい照れてんだわ!」
柊「はっ!?照れてねーしっ」
昌「そーんなことよりさ!いるじゃんっ
たっくみー!」
そう言って矢部くんは窓際の席で
本を読んでいる北村くんくんのところへ行った
昌「りゅーじ!とーい!来て来て〜!」
あたしもその場から思わずその光景を眺める
昌「こいつが噂の北村匠海!
クールだけどまじでいい奴だから
仲良くしてあげてよ!」
…ん?なんかそのフレーズ
前にも聞いたことあるような。
矢部くんは友達紹介係か!
龍「匠海!仲良くしてなっ♡同じクラスだし♡」
…小林龍二って男の子にもあの距離感なんだ
柊「まじ超イケメンじゃん!
女と関わんないのもったいねーよ!」
橘くんに関しては、チャラっ!
匠「…うん、よろしく」
クール〜!かっこいー!
そして声も綺麗〜!
1人でニヤニヤしていると
音「あんた 気持ち悪いよ」
…ですよね
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作者名:なっぴぃ | 作成日時:2018年3月8日 21時