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そう言って種目ごとにやりたい人は
手を挙げていったんだけど
このクラスはスポーツ系の部活に入ってる子も
結構多くて。参加したい派の子たちが
多いから早めに決まっていった

この流れだと参加しなくても
いいパターンじゃない?って思ってたのに

龍「Aちゃんと松長ちゃんは
バレーね〜」

『え、ちょっ…』

龍「はい、女子決まり〜」

参加したくない子は強要しないって
ルールは!?
小林龍二を見るとイヒっと目を垂らして
笑ってるから…ムカつく!!
別に参加したくないわけじゃないけど
…まあいっか。

そしたら次は男子を決めることになったんだけど
男子も参加したい派が多くて結構すぐに埋まっていった

龍「バスケあと1人誰かしてくんない?」

体育会系の男子が何人か手を挙げる
けど、

龍「お前らは やりすぎ!欠席した分の補欠回って!」

そんなやりとりにクスクスと笑い声が
上がる中綺麗な声が聞こえる

「…じゃあ俺するよ。」

その瞬間女の子達がザワザワしだす。

龍「…うっそ!匠海まじでっ!?
参加してくれんの!?」

匠「…ん。」

龍「っしゃ!じゃあ決まり!」

さすが俺だわ〜なんて言いながら
隣の席に戻ってくる小林龍二

担任「てな感じでこのクラスでする初めての行事だ!盛り上げていこうな!中間テストも気を抜かずに〜
じゃ、授業の用意しろ〜」

担任も気合い入ってるみたいだな〜なんて
思ってると

龍「よかったね。匠海のかっこいいとこ
見れんじゃん!」

『っ、だからそんなんじゃないって!』

龍「柊生は何すんのかね〜?」

…なんで橘くん?何が言いたいのか
分かんなかったけど、うん。でも、楽しみ。

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作者名:なっぴぃ | 作成日時:2018年3月8日 21時

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