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<宏太side>
高木はなんかあったときのため、光は今後のために泊まってもらうことにした。
侑「…ねぇ、僕達もいたらダメ?」
さっきまで黙ってた知念が口を開いた。
宏「え?」
侑「ねぇ、宏太。さっきから勝手に会話すすんでるけどさ、僕達はほったらかし?」
慧「そうだぞ、薮。」
涼「俺たちだってAちゃんのために何かしたいんだよ。」
圭「助けてあげたい。」
裕「Aちゃんのために動きたい…ダメ?」
大「薮くん。みんな気持ちは同じだよ?」
みんなに言われてハッとする。
そうだよな…光と高木にばっかり頼りすぎだよな…
光「…薮?こーゆうときこそ、みんなの力が必要なんじゃない?」
微笑みながら言う光。
雄「そうだよ、薮くん。せっかくみんないるんだから!」
満面の笑みで言う高木。
ほんと、こいつら…
宏「…そうだな(笑)こーゆうときこそだな(笑)ありがとう。」
大「そうこなくっちゃ!」
宏「みんな。いつどこで発作が起こるかわからないんだ。そのとき、俺がいなかった時、頼んだよ?」
俺が真面目な顔をすると一気に真剣な顔になるみんな。
宏「高木は昔から教えてるから、いいとして…」
宏「とりあえず、発作が起きた時1人じゃない時は手分けしてほしい。」
涼「手分け?」
宏「うん。ひとりはAの名前を読んであげるなりして意識を失わないようにしてほしい。しっかり大きな声でずっと呼びかけ。」
雄「手握ったりしてあげるとAちゃんもだいぶ安心すると思うんだ。」
宏「そうだな。手を握りながら反応を確かめてほしい。」
発作が起きてる時に意識を飛ばしたら危険だ。
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菜の花(プロフ) - 真白さん» 真白さん ありがとうございます!がんばります(^-^) (2017年2月28日 11時) (レス) id: 407ac2a28e (このIDを非表示/違反報告)
真白 - とっても面白いです!!もっと読みたいです♪更新待ってます! (2017年2月24日 21時) (レス) id: 5f2e06a460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜の花 | 作成日時:2017年1月16日 0時