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<宏太side>
伊野尾と一緒にリビングにきたA。
伊野尾の手には大量のお酒が入ったダンボール。
もしかして、A運べなかったのか…
大量のお酒は入ってるけどそんなに重たくないはず。
やっぱり体調悪いのか…
高木も気付いたみたいで、目で訴えてくる。
俺はとりあえず頷き"見守る"と口パクで伝える。
高木も頷いてAに視線をうつす。
あとは光に伝えとくか…
宏「ちょい、光。こっち。」
小声で光を呼びキッチンに移動する。
光「…なに?」
宏「A、多分体調おかしいんだと思う。あのダンボールそんなに重くないのに伊野尾が持ってただろ?体調悪いから力が入らなかったんだと思うんだ。」
光「なるほど。俺もちょっと気をつけて見とく。」
宏「助かる。ほかの人達には気付かれないようにだけ頼む。」
光「了解。俺、水だけ持っていくから先戻ってて。」
リビングに戻るとフラフラしてるA。
体調が悪い時、不安な時は必ず甘えん坊になるA。
毎回甘えてくるがいつまでたっても慣れない。
むしろデレデレしまくりで気持ち悪いのは自覚済み。
これじゃあ、みんな気づくかもな…
とゆーより、多分Aの様子がおかしいことに知念あたりはすぐ気付くだろうな。
宏「Aこっちおいで。」
俺の隣をポンポンすると素直にこっちにくるA。
いつもより距離感が近いな(笑)
とりあえず他の人に甘える前に自分の隣においとけば大丈夫だろう。
高木もAの様子に気づいたのか、俺と反対側のAの隣に座った。
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菜の花(プロフ) - 真白さん» 真白さん ありがとうございます!がんばります(^-^) (2017年2月28日 11時) (レス) id: 407ac2a28e (このIDを非表示/違反報告)
真白 - とっても面白いです!!もっと読みたいです♪更新待ってます! (2017年2月24日 21時) (レス) id: 5f2e06a460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜の花 | 作成日時:2017年1月16日 0時