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＜宏太side＞
それぞれリビングでくつろいでいると走って自分の部屋に戻るA。
何か部屋に置きっぱなしにでもしてるのか？
まぁ、別に何でもいいかってな感じでそこまで気にせず、みんなの会話に耳を傾けてた。
ガチャーーン
雄「え、今のなんの音？」
Aの部屋からすごい音がして慌ててドアをノックして、返事も聞かずにドアを開けた。
宏「どした！？大丈夫か！？」
そこにはタンスの下で写真を拾っているAが。
『ちょっとタンスにぶつかって写真落ちちゃっただけだから大丈夫だよ。』
そう言って微笑むA。
その顔色は気のせいかもしれないが少し悪いように感じた。
頭を撫で一緒に写真を拾う。
今日はみんながいるからAがSOSを出すまで我慢しよう。
そのかわり、いつでも気付けるようにはしとかないと…
宏「ところで部屋で何してたの？」
『あぁ、これ返さないとって思って(笑)』
Aの手にはオレンジのハンカチ。
タグの部分にカタカナでダイキと書いてあった。
宏「大ちゃんの？」
『そうそう。この前ぶつかったときに落として行ってさ、汚れちゃったから洗濯とアイロンしてたんだけど、まさかまた出会っちゃうとは(笑)』
この前、大ちゃんが探してたハンカチか(笑)
宏「ほんと、大ちゃん、おっちょこちょいなんだから。」
『ふふふ(笑)いい人だってことはぶつかったときにわかったよ？』
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菜の花(プロフ) - 真白さん» 真白さん ありがとうございます！がんばります(^-^) (2017年2月28日 11時) (
レス) id: 407ac2a28e (このIDを非表示/違反報告)
真白 - とっても面白いです!!もっと読みたいです♪更新待ってます！ (2017年2月24日 21時) (レス) id: 5f2e06a460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜の花 | 作成日時：2017年1月16日 0時
