【npr】日常と問題児

32.来い ページ33

｢あ、はっち…さっき何話してたn｣

昼休み終盤、ガラガラと音がした方に声をかけようとする。





が、

｢鉢川くーん！今日、この間言ってたカラオケ行かない？｣


｢え、俺下手だしいい。｣


｢え〜！居てくれるだけでいいし、今日も泊まってってい〜よぉ〜！｣

｢ふーん、じゃあ考えとく｣

きゃあきゃあとはしゃぐ女の子達に妨げられる。


はっちとは、




数日間何も話してないし話せてない。





｢…蘭たんに聞くし、いいもんね。｣




はっちには｢構うな｣と言われてるし


はっちももう私に｢構わない｣。


ジト目ではっちを見ると少しだけ目が合った。




｢やっぱ、いいや。俺用事ある｣



｢えーーー、他校の子も誘ったのに！｣


怒ってる女の子を他所に携帯を触るはっち


急にサイレントモードにしてた携帯がぶるぶる震える。

はっち『話、屋上前で。ほうかご』

なにそれーーー、


思いっきり訝しんだ顔をして、携帯を見つめるとまた通知が来る。




はっち『来なかったら、犯す。』



行かないとは言ってないじゃんんんん！！！

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