君で溢れる【梅原裕一郎】

中島家の日常 ページ20

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「皆さんこんばんは中島ヨシキです」

『中島Aです。今夜はゲストが来てくれています！どうぞ！』

「はい、梅原裕一郎でーす。お願いしまーす」

「ゆっる！」

「え、そういう感じじゃないの？」

「日常だから緩い感じはあるけどね？びっくりした」

『楽屋かと思ったね』

「ほんとだよ〜。最近どうですか？」

「まあいつも通りって感じ」

『なんかほんとにそんな感じするよね』

「変化ないよ。Aの方があるんじゃない？」

『あ、そうなの。ご報告があるんですけど…』

「なに、兄ちゃんが知らない間に彼氏出来たとか？」

『んなわけ！えー、この度中島A…車の免許が取れました！』

「おめでとう〜」

「ほんとおめでとうだよ。忙しいのによく通えたね」

『合間を縫って頑張って行ったんだけどね、意外と時間掛かってちょっと焦っちゃった』

「兄ちゃんは安心したよ、いっぱい練習しような」

「した方がいいよ。俺ペーパーだし」

『そうなんだ、たしかに梅くん運転するイメージ無いね』

「もう公道なんて怖くて出られないな。身分証だよ」

『私もそうなりそうだから怖いな〜』

「頑張って俺の車運転して」

『じゃあ今日の帰り私が運転する！』

「絶対ヨシキがいいんだけど」

『だめ！』

「おいどうにかしろよこの妹」

「妹にゲロ甘だから運転させてあげたい」

「馬鹿兄貴じゃん…俺今日死ぬのかな」

『助手席座っていいよ』

「絶対無理、こえーよ」

「じゃあ助手席は兄ちゃんが座るわ。梅は後ろな。追突されたら終わりだけど」

「どっちにしろ危ないじゃん、怖いわ」

『いつか自分の車が買えたらどっちを先に助手席座ってもらおうかな〜』

「兄ちゃんパス」

「俺もパス」

『ちょっと！！』

ーー

@中島A
助手席、梅くんの勝利！
(車内でのスリーショット)

@中島ヨシキ
梅原さん、本気で怖がってて笑う。でもAはめちゃくちゃ落ち着いてる。
(Aの後ろ姿)

@中島A
梅くんを無事に送り届けたんだけど本当に疲れた顔してて申し訳なくなっちゃった。免許返そうかな……
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@梅原裕一郎
運転ありがとう。またよろしく。
│
@中島A
正気か…！？

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