作戦その7: 10月6日(火) ページ10
side: 主人公
今日は資部の新人、しゅうさんの記念すべき初仕事のサポートをする予定である。
あと塩さんの提案で、仕事を早めに切り上げてしゅうさんの歓迎会をやるそうだ。私の家で。(もちろんしゅうさんには内緒だ。)
正直私は塩さんや胡椒さんの家で歓迎会を開きたい所だけれど、生憎騒ぐと凄く怒られる所に住んでいる為、仕方なく私は自宅を歓迎会の会場にすることにした。
「Aー、今日は胡椒と三毛君よりも早く切り上げて歓迎会の準備するぞ。」
『言っときますけど私の家ですからね!好き勝手しないで下さいよ?あと、お酒は程々にする事!』
なま
「らじゃ。胡椒にはなんとか三毛君騙して来てもらうように言っておくから。」
.
「おはようございます…。」
きょろきょろとまだ慣れきっていない資部の部屋を見渡しながら、本日の主役であるしゅうさんが入ってきた。
『あ、しゅうさんおはようございます。今日から早速仕事を覚えてもらいますんで、頑張ってくださいね。』
「は、はい!よろしくお願いします!」
.
『基本的には単純な作業だけどさ、こう見えても結構重要な資料だからさ、念には念を入れて最低3回はチェックして下さいね。とりあえず今週の土曜までに完成すれば最高ですね、もし完成したらとりあえず私に見してくださいね。』
「は、はい。簡潔で分かりやすい説明、ありがとうございました。頑張ります!」
しゅうさんの突然放つ褒め言葉というのはどうも苦手だ…。恥ずかしくなるなぁ。
「おおー、新人君やっとるか!ちょっと俺とA外の仕事頼まれちゃってさ、終わり次第そのまま家帰るから戸締りやっといてって胡椒君に伝えてもらえるかな?もう少しで来ると思うからさ。」
「わかりました、伝えておきます!」
「いくぞAー。」
『今行きますよ。』
準備を終えた私は塩さんの後を追おうと荷物を持ちドアノブに手を掛けた。
あ、そうだ忘れるところだった。
私はぎこちなく机の方に振り返り、重い口を開いた。
『しゅうさん、あ…えっと、その。昨日はお菓子、有難う御座いました。す、凄く美味しかったです…はい。それじゃ…あの、また!』
バタン!
恥ずかしさから私はしゅうさんの返事も聞かないまま、思いっきりドアを閉めた。
挙動不審すぎて今すぐ消えたい…この後歓迎会でもう1回会うのって鬼畜すぎでしょ…。
まぁ、自分で地雷踏んだんだけどさ…。
.
「え、めっちゃ嬉しい。またお菓子作ろう」
作戦その8: 10月6日(火)→←作戦その6: 10月5日(月)
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にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» コメント貰うと、嬉しさのあまりニヤけが止まらなくなります…。続編の方もよろしくお願いします! (2018年3月18日 5時) (
レス) id: 55f109a353 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - にゃんたろうさん» ありがとうございます!ご自分のペースで更新頑張ってください! (2018年3月17日 22時) (レス) id: 3daab1a769 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» そんな、お気になさらないで下さい!^^ (2018年3月14日 18時) (レス) id: 1830aff928 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - にゃんたろうさん» すみません、やっぱりそうでしたよね、コメントした後にあれ軽くだったっけとか思って、コメントをしてしまったの申し訳ないです (2018年3月14日 17時) (レス) id: 3daab1a769 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» 確か軽くって言ってた記憶があります…! shu3の生放送たまに見るんでけど、猫のご飯コールが聞こえてくるので今回小説に猫を加えさせていただいた次第です…! (2018年3月11日 15時) (レス) id: 55f109a353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんたろう | 作成日時：2018年2月25日 17時
