作戦その32: 10月14日(水) ページ35
side:しゅさん
いつも通りの時間に会社へ出勤して、自分の近くにあるデスクに目を向けた。
「今日もいない、か。」
大事な会議だし、そうそう資部に戻らないよな…。と小さいため息をついた。
つい何日か前に自分が恋をしていると気づいて以降、高宮さんの事を考えるたびに心臓が暴れだす。
しかし秋祭りに行ってからというもの、特にメッセージのやり取りがあったわけでもなく、会話を交わしたわけでも無い。
つまり、何も進展していない。
でもまだこれからかもしれないし、俺からアタックすれば何か変わるかも!
なんて事を山ほど考えていると、なにやら廊下が少し騒がしくなっていることに気付く。
.
ガチャリ、ドアノブをそっと開けて外の様子をこっそり伺おうとすると
「あ!資部のしゅうさんだよね!Aどこにいるか知らない?」
企画部の蘭君がすごい勢いでこちらに駆け寄り、俺に問いかけた
「えっと、今日はまだ資部の方には顔を出してないですね…荷物何も無いですし…。」
「そっかー…ありがとね!」
Aどこにいったんだろ…と呟きながら蘭君はまた廊下を慌ただしく駆けていった。
高宮さんと連絡先交換したし、蘭君が探してる事伝えておこうかなとスマホを開いて高宮さんとのトーク画面を開いた。
「あ、三毛君おはよ〜。早速で悪いんだけどさ、資料作るの手伝ってくれるかな?」
胡椒さんが書類を抱えながら出勤してきたので、俺は慌ててスマホの電源を切った。
まあ、高宮さん真面目だしそのうち来るか…。
俺はそう思って胡椒さんの手伝いをするべく作業に取り掛かった。
その何時間か後に『ごめん寝坊した!蘭、本当にごめん!』と叫び声のように謝罪を続ける高宮さんを見かけることになろうとは、全く想像していなかった。
作戦その??: 番外編→←作戦その31: 10月13日(火)
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にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» コメント貰うと、嬉しさのあまりニヤけが止まらなくなります…。続編の方もよろしくお願いします! (2018年3月18日 5時) (
レス) id: 55f109a353 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - にゃんたろうさん» ありがとうございます!ご自分のペースで更新頑張ってください! (2018年3月17日 22時) (レス) id: 3daab1a769 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» そんな、お気になさらないで下さい!^^ (2018年3月14日 18時) (レス) id: 1830aff928 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - にゃんたろうさん» すみません、やっぱりそうでしたよね、コメントした後にあれ軽くだったっけとか思って、コメントをしてしまったの申し訳ないです (2018年3月14日 17時) (レス) id: 3daab1a769 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» 確か軽くって言ってた記憶があります…! shu3の生放送たまに見るんでけど、猫のご飯コールが聞こえてくるので今回小説に猫を加えさせていただいた次第です…! (2018年3月11日 15時) (レス) id: 55f109a353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんたろう | 作成日時：2018年2月25日 17時
