作戦その29: 10月12日(月) ページ32
side:しゅさん
先週の土曜日に高宮さんと秋祭りに言って以降、どうも心が落ち着かない。
なんか、心がはしゃぎすぎて心拍数がやばい。
高宮さんはしばらく蘭くんと企画部の会議のためにほぼ毎日打ち合わせがあるらしく、資部には顔を出していない。今日の所は。
今高宮さんが資部に来たら面と向かって話せない自信しかない。
俺、どうなっちゃうんだ…。
.
「よぉー三毛君、やっとるかね。」
渋い低音を響かせながら塩さんが入ってきた。
俺は今、胡椒さんの手伝いとして資料作りを手伝っていた。
「はい、大分作業にも慣れていい感じです!」
「Aとは無事仲良くなれたか?」
「あ、ええ。お陰さまで、入社した時よりは仲良くなったと思います…!」
「それは良かった!あいつはなんだかんだ言って面倒見がいいからな!安心安心!」
わっはっは、と喜びながら塩さんは豪快に扉を開けて出て行った。
「いやー…めっちゃ顔あっつい。もうこれマジじゃん…。」
マジで俺高宮さんの事好きじゃん…。
もう爆発して死ぬんじゃないか、ってくらい心臓が暴れだして、俺は気を紛らわそうと作業を中断してこたつに入りテレビをつけた。
.
いくらテレビを見て気を紛らわそうとしても、結局出来ずじまいで俺の顔は熱を帯びたままだった。
いつもは賑やかな資部の部屋も、今ではキーボードの音すらしないくらい静かになった。
それでも俺の心臓はずっと暴れ続けていて、暴走機関車みたくゆっくりになることはなかった。
「はぁ…どうしたら良いんだろ。こ、告白とか…でもなぁ…。」
「いやでもあっちがその気じゃないと、めっちゃ気まずいよなぁ…。」
なんて馬鹿なことをずっと考えていて、自問自答しながら無駄な時間を過ごした。
作戦その30: 10月13日(火)→←作戦その28: 10月11日(日)
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にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» コメント貰うと、嬉しさのあまりニヤけが止まらなくなります…。続編の方もよろしくお願いします! (2018年3月18日 5時) (
レス) id: 55f109a353 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - にゃんたろうさん» ありがとうございます!ご自分のペースで更新頑張ってください! (2018年3月17日 22時) (レス) id: 3daab1a769 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» そんな、お気になさらないで下さい!^^ (2018年3月14日 18時) (レス) id: 1830aff928 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - にゃんたろうさん» すみません、やっぱりそうでしたよね、コメントした後にあれ軽くだったっけとか思って、コメントをしてしまったの申し訳ないです (2018年3月14日 17時) (レス) id: 3daab1a769 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんたろう(プロフ) - 犬田さん» 確か軽くって言ってた記憶があります…! shu3の生放送たまに見るんでけど、猫のご飯コールが聞こえてくるので今回小説に猫を加えさせていただいた次第です…! (2018年3月11日 15時) (レス) id: 55f109a353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんたろう | 作成日時：2018年2月25日 17時
