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|上林誠知| ページ21

上林side



今日は彼女の家にお邪魔してて
夜ご飯を作ってもらうことに。


やっぱ彼女の手料理って
男としてはテンション上がる笑


「誠知〜、ご飯出来たよ」


その呼び声を聞いて
ソファから立ち上がりテーブルに向かうと



…あれ?



俺のところには、
メインのハンバーグをはじめ
ご飯とか他の料理が並んでいるのに


「あいり、それだけ?」


彼女のほうはというと、
サラダとスープだけ。


「うん、今ダイエット中なの。」


サラッと言うあいりだけど、
彼氏の俺は何か引っかかる。





ダイエット必要?


全然細いのに。




「あいり普通に痩せてんじゃん。
ダイエットなんかしなくていいよ。」


「駄目だって!
冬にいろいろ食べ過ぎたら、体重増えちゃったんだもん…。」




最後のほうはしょんぼりしながら
そう言うあいり。


見た目も全く変わんないから
やっぱり必要ないように感じる。




「でもさ、流石にそれは少なすぎない?」


そう、俺がもう1つ気になるのは

その極端すぎる量。



あいりがダイエットする!って
決めたんなら、別に俺が口を挟んで
それを止める気はないけど、

あまりに無理なダイエットをして
体を壊されたりしたらどうしようかと思う。




彼氏として彼女のことが心配。




「大丈夫だよ、多分。」


「多分って…。」




余計なお世話かもしんないけど、
やっぱり少し心配。




よし、それなら



「じゃあさ、こうしよう?

俺と一緒にご飯食べるときは
同じもの食べること。」


「え?」


そう言って俺は、
あいりが作ってくれたハンバーグを二等分して、
その半分を皿に移し彼女の前へ。



「ちょ…、誠知?」


「せっかく2人でご飯囲んでるんだからさ、
同じもの共有したいっていうか。

あいりがダイエットするなら応援する。

でも無理してほしくないから、
せめて俺と一緒にいるときだけは
同じご飯食べようよ?」



少し驚いたような様子で
こちらを見るあいり。

でもすぐあとに頷いて
ハンバーグを口に運んだ。



なんだ、やっぱり食べたかったんじゃん。笑





あいりが決めたことなら応援するよ。

俺、彼氏だしさ。彼女の味方でいてあげたい。



でもやっぱ、必要ないとは
内心思ってるけどね?笑






初めての上林選手でした!(^o^)/〜☆

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設定タグ:プロ野球 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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美紀 - 野球大好きで巨人と日ハムファンです最高です巨人は坂本勇人選手で日ハムは谷口雄也選手のファンです (2019年8月27日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - ありがとうございます! (2019年4月1日 21時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - けーんーたーさん» 博多弁なんですね!詳しく教えていただき助かりました(^-^) 参考にさせていただきますね! (2019年4月1日 20時) (レス) id: 3b7afaa3ee (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - なので、同じ大分出身の内川選手の言ってる大分弁はあまり分からないそうです!笑 (2019年4月1日 17時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - レイラさんへ。今宮選手はあまり方言は分からないと以前動画で話してらして、どちらかというと大分弁より博多弁の方が出るらしいです! (2019年4月1日 17時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイラ | 作成日時:2019年2月13日 21時

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