Sweet Night, and You

３４＿坂本勇人 #Morning call �� ページ44

時計を確認すると、
いつもより少しだけ早く目が覚めたことが分かる。






シーツに包まる勇人を確認したあと
手ぐしで軽く髪をとかしながら洗面台へ
















　


　



「あ…」






　




　


鏡に写った自分を見て驚いた







　




　









肩や胸元に残された赤い痕

　




　





つまりキスマーク


　




　


　





昨晩の記憶が徐々に蘇りかけて
思わず赤くなる頰


　



　



　


　




見てられない。と
側に掛けてあったカーディガンを羽織ろうとした


　



　

　



そのとき＿＿




　


　




　

　





「っ！」



　



　


　



　

いつの間にか起きていた勇人に
後ろから抱き付かれる。



　



　








「おはよ。」


　



　


　





私をきつく腕に閉じ込めたまま
頭にキスしてくる彼の目はまだ開ききってない。



　


　




　


　




「寝ぼけてる？笑」


「ん？」


　



　



　




反応も少し遅いから
やっぱりそうかも。
　


　

　


　





なんて呑気に思っていたのに、

　



　


　


　






「少ーしだけ寝ぼけとったよ？

…でも、



　


　

　


　




こんなん見たらすっかり目覚めてもうた。」






　



　



　



　


　



するりと肌を滑る勇人の手が
下着の中に入ろうとする。



　


　



もう片手で背中のホックを開けられると
そこからは容易で
　
　
大きな手に胸を包まれ、円を描くように解された。







　



　



　

　



「ん、ぅ…」


　



　


　


　




体に上手く力が入らない私を
彼は軽々と抱き上げて
　

　


洗面台に座らせられる。

　




　



　


　


　





足を割って近寄ってきたと思えば
熱くとろけそうなキス


　



　


　


　





その最中、意地悪な指が私の足の間に入り込み
いやらしい音を立て続けた。

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