Sweet Night, and You

２４＿ 坂本勇人 #Amor【２】�� ページ31

無事に出産を終えて
少し落ち着きを取り戻した頃のこと








「な、あいり？」


「ん？」

















「……今日久々にええかな。」











耳元でそんなことを囁かれ、
顔が火照るのがわかった。














彼と最後に体を重ねたのは妊娠が発覚する前














実は私もここ最近、そろそろ…
なんて思ってはいたんだけど、










「でも…私、」






















不安だった。













産後は体にも変化が出るって聞くし、


なにより１番、勇人にガッカリされたくなくて
















顔を若干曇らせながら下を向いていると
頰に手を添えられて持ち上げられた。







「今のあいりが良えの。」












目をしっかりと合わせて
彼が言ってくれた言葉が胸に響く















小さく頷き、久しぶりの夜を迎えた




















頭を撫でてもらいながらの
甘くて深いキス











少し緊張してしまっているせいか
自分の体に力が入ってるのが分かるけど



それを解すような彼の行為に
ゆったりと身を委ねる。









ベッドの柔らかさを背中で感じたすぐ後
大きな掌で胸を愛撫され、ついつい声が出てしまった。













下着を外され、直接 指と舌で甘やかされると
口から溢れる吐息も徐々に大きく変化していってしまう








服を脱ぎ去って覆い被さってきた勇人は
私の足の間に手を忍ばせる。









「…んぅ……や、…」










はじめは触れるか触れないか
際どいところを焦らすように擦られて、



徐々に熱を帯び始めた頃
まるで摘むような動きに変えてきた。













与えられる刺激のせいで
止められない声をどうにか堪えようと
口元を手で覆っていたけれど、




勇人と目が合った瞬間
その手を外されて
そのままシーツの上で押さえ付けられる。










「いじわる…」


「どっちがやねん。」


「え？」


「…そんな目で見てきよって、
こんなんほんまに止まらへんよ…？」














少しずつ入ってきた指が動くたび、
荒くなってしまう息づかい。















彼の肩に手を付いて
達してしまうのを堪えるので精一杯

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