８＿ 中島卓也 #嫉妬心 ページ12
今日は遥輝くんを私たちの家に招いた。
３人で食事をとって
すごく楽しい時間だったんだけど、
お開きにして、
部屋に卓と２人きりになったあと
どこかツンとしている彼が目に入る。
「卓？」
心配になって声をかけた瞬間、
前触れもなく口を塞がれた。
突然のことで驚く私をよそに
寝室へ連れてこられ、そのままベッドの上。
「待って、卓…！」
いつもの彼じゃない
気づかぬうちに私の目に困惑が映っていたのか、
卓がハッとして
ごめん… と少しだけ距離を取って呟く。
すぼめた肩に手を添えると、
「遥輝とさ…」
「ん？」
「……喋りすぎ。」
バツの悪そうにこちらを見る卓の顔は
あまり見たことがない表情。
いつもは嫉妬とか、
そういうのしないタイプだから。
だから彼女として、それが少し嬉しくて
「卓も嫉妬するんだあ」
なんて口走ってしまった
それが引き金に ＿＿
パチリと照明が消された部屋で
すっかり顔色を変えた彼が私に覆い被さる。
服も全部取り払われた私の体に
幾度となくキスを落とされた
それはもう恥ずかしいくらいに。
脇腹にその息がかかったとき、
堪らず身をよじって逃れようとしたら、
「えっ…？…ちょっ…」
うつ伏せに誘導され
腰を引かれる。
待って。そう言いたかったのに…
願いも虚しく、後ろ向きのまま
彼がゆっくりと入ってきた。
耳元で感じるのは
彼の熱くて荒い吐息。
「やあ……っ、待っ……ぁんっ」
私の弱いところを全部知ってる卓は
巧妙にそのだけを攻め立てて
私は一気に登り詰める。
狭い視界のなか、
必死に耐えようとシーツを握りしめていた手に、彼の大きな手が重なるのが見えた。
「こんな風に、させんな…」
「っん……、ふっ、ぁ……」
「…調子狂う……から、」
暗闇のなか
後ろの彼の顔は見えないけれど、
絞り出すような声と乱れた息から
どんな顔してるかは想像できた。
９＿ 西川遥輝 #朝のこと �、�←◎＿ 作者からのお願い(リクエストについて)
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レイラ(プロフ) - fs15naoさん» こんにちは☆以前はリクエストしていただき、ありがとうございました！高橋礼くんのお話、私も個人的にお気に入りです○作品自体は残そうと思っているので、また読んでもらえると作者としても とっても嬉しいです(*;-;*)本当にありがとうございました！ (2020年4月9日 12時) (
レス) id: 18773697e3 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - ちゃさん» お久しぶりです(*＾＾*)そんな風に言っていただけるなんて、、(嬉泣) 続編を書こうか今は検討中なのですが、もしそうなった場合またお会いできたら嬉しいです☆何度も足を運んでくれてありがとうございました！ (2020年4月9日 12時) (レス) id: 18773697e3 (このIDを非表示/違反報告)
fs15nao(プロフ) - 連載お疲れ様でした！上沢くんのお話をリクエストした者です。他の選手のお話も全部読ませてもらいましたがめっちゃドキドキで、中でも去年ハマった高橋礼くんのお話とか好きでした♪また何度も読み返させてもらいますね(^^) (2020年4月7日 23時) (携帯から) (レス) id: bd75a71a99 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - こんばんは！甲斐野くんとのお話をリクエストした者です。書いていただきありがとうございました^^* レイラさんの書く小説好きなので終わるのは寂しいですが､またどこかでお会いできたら嬉しいです!!ありがとうございました！ (2020年4月7日 0時) (レス) id: 9ad57a757c (このIDを非表示/違反報告)
りら - はじめまして。いつもドキドキしながら読ませて頂いてます！リクエストで巨人の大城卓三選手が女優さんとデートするお話を読みたいです。ゆっくりで大丈夫なのでお願いします！ (2020年4月5日 18時) (レス) id: 3a72402bd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイラ | 作成日時：2020年1月16日 23時
