Sweet Night, and You

１２＿ 西川龍馬 #モード ページ17

久しぶりに会えた日の彼は
いつもよりも積極的になる。








「んっ……ふ、」







息が苦しくなり、胸板を軽く叩いて
それを伝える私をわざと気にせず



よりきつく抱き締めながら長いキスを止めてくれない。











積極的というか、意地悪モード。




















ベッドの上で向かい合いながら、



服が乱れた胸元に龍馬が手をかける。













「…んっ… 、」


「…ここ？」













敏感なところが指を擦られて反応してしまった私の顔を覗き込んできた。










恥ずかしくて首を振ると、
ますます意地悪になり始める彼。










「本当のこと言わんと。」


「きゃぁ…っ！」












押し倒されて、
大きな手で足を掴まれる。













そのまま開かされ
もうとっくに濡れていたそこに龍馬が顔を寄せ













舌で攻められながら、時折
指の腹で更に苛められると
　


　

　


もう声を我慢することなんて
出来るはずなかった。













「……やあ…っん、…だ、めぇ……っ、」


「んっ…気持ちええの間違い、やろ？……っは、」










顔を上げた彼が、
わざとらしく濡れた口元を見せてきて羞恥の極みだ。













十分に熟れた場所は
いとも簡単に彼を受け入れて、





穏やかに律動の度に
私と龍馬の口からは吐息が溢れる。














「…あっ……あ、…っん……」


「ん、……っは、……ん、」











それはもはや
どちらのものかなんて分からないほどに。















目の前にいるけれど、



だけどもっと側で存在を感じたくて















声にならない声のまま
視線を投げ掛ければ、













それを読み取ったように
ぎゅうっと抱き締めてくれた龍馬。









私も彼の首に腕を回して
必死に応える。















「あいり…」


「…んう……ぁ、」


















深く、口付けたあと










その熱い唇が首筋に移り









消えないくらいの濃いキスマークを刻まれた。










熱が冷めない舌で
その場所を舐め上げられて






思わず彼の腕の中でしなる体。












宥めるように頭を撫でてくれた大きな手が心地良くて





快楽に身を委ねたまま
ゆっくりと瞳を閉じた。


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リクエストありがとうございました ☆ /

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