EPISODE4 ページ5
朝ごはんを食べた後、僕は乃歩ちゃんとまとい
ちゃんからアリーナのお誘いを受けた。なんで
僕なんかを誘うんだろう。僕は弱いから双剣を
使って誤魔化す。HSだって誰かの役に立つもの
でもない。自分のためにある。なのに何故?
そんな疑問を抱きながら僕はアリーナに向かっ
た。
アリーナに着くともう既に乃歩ちゃんとまとい
ちゃんはもう着いていた。
「遅い」
乃歩ちゃんにそう言われ、僕は
「ごめん、遅くなっちゃった〜」
と、いつもの様に返事をする。
僕達はブルーチームだ。相手はアダムさんとリ
リカちゃんとジャンヌさんだった。
機械音のスタートにより、僕達は動き出す。
2番目のポータルキーをとり、僕は少しじっとし
ていた。
乃歩ちゃんはCポータルキーでジャンヌさんと戦
っている。前線に行くほど僕には勇気がない。
だけど、幸せの為にも頑張る。そう決めて僕は
乃歩ちゃんの応援に向かった。
リリカちゃんの攻撃に耐え、何とかジャンヌさ
んを倒したら次はアダムさん。僕はそこまで体
力がなく呆気なく倒されてしまう。
そのあとまといちゃんのHSのおかけで、僕達青
チームは勝った。
僕は青チームで1番下だった。
乃歩ちゃん達にお礼をいい、自室に戻った。
そう言えば僕ってなんでいつも笑ってるんだっ
け?なんで幸せを探してるんだっけ?なんで偽
りの愛しか知らないんだっけ?そんな事を考え
ながら僕はベッドに横になった。
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るりかけす(プロフ) - シリアス展開面白い!短編集もし書くなら読みたいです!続き楽しみにしています (2020年4月11日 19時) (レス) id: ea1cf2e993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霜月 | 作成日時:2018年8月10日 23時