お薬 ページ25
ab side
…薬やだ。
1、2、3、4…
4つもある、
いつも通りの飲む順番に並べて2つ目までなんとか飲んだ。
後の2つ苦いんだよね…
残った2つの薬を手に取って暫く見つめ、俺は決心した。
見つからないようにティッシュに包んでゴミ箱にポイッと捨てた。
________________________
mm side
みんなが薬を飲めたか見回りをして最後、阿部ちゃんの所に向かう。
難関のラウールは康二が飲ませてくれたようで安心した。
mm『阿部ちゃん飲めた？』
ab『うん、飲んだ』
mm『よかった。頑張ったな』
俺はまた阿部ちゃんの頭を撫でてあげた。
________________________
fk side
はぁい。今日は当直。何事もないといいけど
とりあえず担当の子達を変化がないか確認して回る。
fk『ラウ元気ー？』
ru『元気っ』
fk『よかった〜、てか元気だったらこんなとこいないけどね 笑』
ab『ふっか先生！』
ドンっと足に衝撃が走った。
振り向くと阿部ちゃんが俺の足に抱きついていて上目遣いでこちらを見つめていた。
fk『あら、阿部ちゃん』
ab『ふっか先生お話終わった？抱っこ』
ru『僕も抱っこ！』
突然2人から迫られてふっか先生困惑しちゃう 笑
とりあえず阿部ちゃんを抱き上げてラウを抱き上げる。
2人とも軽いから楽勝なんだけどね。
ab『あっち行こ？』
fk『あっち？』
阿部ちゃんが指を指す方向に足を進める。
着いた先はプレイルームだ。
俺そんな暇じゃないんだけど、 笑
まぁ仕事はこの子らが寝てから死ぬ気でするしかない。
そして暫く遊んでいるとラウールがウトウトしだした。
fk『ラウ眠い？お部屋戻ろうか』
ru『んっ…』
ラウールを抱きあげ縦抱きをして背中をリズム良くポンポンと叩く。
途端、重くなったラウールの体。
fk『俺ラウ連れてくけど阿部ちゃんも戻る？』
ab『うん、俺も抱っこ』
fk『ええ、ラウール寝ちゃってるから阿部ちゃん頑張って歩こ？』
阿部ちゃんは渋々といったところ頷いて俺は阿部ちゃんと手を繋いで部屋に戻る。
部屋につきラウールをベッドに寝かせれば布団をかけて一息つく。
fk『阿部ちゃんもベッド行こう？』
ab『うん』
俺は阿部ちゃんを抱き上げてベッドに降ろした。
その振動でテーブルに置かれていた鉛筆が床に転げ落ちて目で追う。
そして鉛筆を拾いあげようと近くにあったゴミ箱に視線が行く。
fk『ん？なにこれ』
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むむ(プロフ) - このお話が大好きです！少しずつでいいので更新して頂けると嬉しいです！楽しみにしてます！ (2020年10月29日 15時) (
レス) id: e5ba25e8cb (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - いつも楽しみにみてます。最近忙しいですか？応援してるので出来たら更新してください。 (2020年8月29日 21時) (レス) id: 137beba8ce (このIDを非表示/違反報告)
ふーちゃん推しです - 面白いですね。更新楽しみにしています。 (2020年8月7日 14時) (レス) id: ca2dc115dc (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - めめラウ担さん» リクありがとうございます！少し遅くなりそうですが書かせていただきます！ (2020年8月5日 22時) (レス) id: de1ba4cc53 (このIDを非表示/違反報告)
めめラウ担 - 誤字ってしまいました。すみません“〇|￣|＿ (2020年8月4日 22時) (レス) id: 8f7e48f752 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うた | 作成日時：2020年6月20日 21時
