助けて ページ5
それにしても体熱いな。
また上がってきてる？
濡れた布団を退かし、温かいタオルで阿部ちゃんの体を拭いてあげているときに感じた。
阿部ちゃんを新しい服に着替えさせていると呼び出しがかかってしまった。
fk『ごめん、康二、あと頼んでいいか？』
kj『ええですよ！行ってらっしゃい』
fk『また後でくるわ』
足早に部屋を後にする。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
kj side
kj『阿部ちゃん大丈夫〜？』
ab『ふっか先生…っ』
kj『ふっか先生なぁ呼ばれてもうて行っちゃった』
ab『…っぐす…っ』
阿部ちゃんはとうとう泣き出した。
急いで阿部ちゃんの服を着させてあげ抱き上げる。
kj『泣かんでやぁ、すぐ戻ってくるで？』
ab『…っうぅ…っひく…っ』
ru『こーじくんっ』
kj『ラウー？さっくんと遊んでおいで？』
ru『こーじくんがいいっ、』
おや、雲行きが怪しいぞ
カーテンをあけ阿部ちゃんを抱き上げたままラウのベッドを覗く。
ru『…っ』
そこには座ったまま俯いているラウの姿。
ab『…ぐす…っ』
ru『うわぁぁぁん…っ』
kj『あーあー、、なんで泣くん…』
しくしく泣いている阿部ちゃんを片手に目の前ではラウが号泣。
どないしたらええの、、これ、
肩が阿部ちゃんの涙で濡れて冷たくなってきている。
ru『うぁぁぁ…っ』
ab『!!っうわぁぁぁん…っ』
連鎖するように阿部ちゃんの泣き声が大きくなった。
待ってや、、
急いでラウも抱き上げれば両腕がつりそうになる。
誰か来て…
fk『ごめん、遅くなった』
kj『ふっか先生、、助けてぇ…』
fk『ふはっ、康二まで泣きそうじゃん 笑』
ふっか先生の声が聞こえた瞬間に阿部ちゃんはピタリと泣きやみ手を伸ばしている。
ab『うぅ…っぐす、』
ru『ぅわぁぁん…』
kj『よしよし、ラウごめんやで。一緒遊ぼうな？』
fk『あ、ラウは康二と一緒に遊びたかっただけなんだ 笑』
kj『せやねん、阿部ちゃんはふっか先生が恋しかったみたいやで 笑』
俺の言葉を聞いたふっか先生は酷く顔が緩んでいた。
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むむ(プロフ) - このお話が大好きです！少しずつでいいので更新して頂けると嬉しいです！楽しみにしてます！ (2020年10月29日 15時) (
レス) id: e5ba25e8cb (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - いつも楽しみにみてます。最近忙しいですか？応援してるので出来たら更新してください。 (2020年8月29日 21時) (レス) id: 137beba8ce (このIDを非表示/違反報告)
ふーちゃん推しです - 面白いですね。更新楽しみにしています。 (2020年8月7日 14時) (レス) id: ca2dc115dc (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - めめラウ担さん» リクありがとうございます！少し遅くなりそうですが書かせていただきます！ (2020年8月5日 22時) (レス) id: de1ba4cc53 (このIDを非表示/違反報告)
めめラウ担 - 誤字ってしまいました。すみません“〇|￣|＿ (2020年8月4日 22時) (レス) id: 8f7e48f752 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うた | 作成日時：2020年6月20日 21時
