[Remake]PRISONER OF AZKABAN【Harry Potter・男主】 (ページ5)

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act.3 ページ5

翌日…。

昼間の禁じられた森の入り口の近くで(名前)はヒッポグリフと共に居た。

『ハグリッド遅ぇな、ビンキー』

鳴いて返事をするヒッポグリフ。

そこにグリフィンドールとスリザリンの生徒を連れたハグリッドがやってくる。

『遅いぞ、ハグリッド。ビンキーも待ちくたびれてる』

ハグリッド「悪い悪い」

謝ってから生徒達を振り返るハグリッド。

ハグリッド「今日から魔法生物飼育学はMr.コックスに手伝って貰う事になった」

その紹介に嫌な顔をする者や拍手をする者と反応は様々だ。

ハグリッド「それと！…タッタタラァーン！」

手を広げて後ろを見るハグリッド。

その視線の先にはヒッポグリフ。

初めて見る魔法生物に皆怯えていた。

ロン「は、ハグリッド、それ何なの？」

ハグリッド「ヒッポグリフっつう生き物だ、さて誰から挨拶する？」

その言葉に一番前に居たハリー以外は後退る。

他の生徒が後退ったのを知らなかったのか驚いて後ろを見るハリー。

ハグリッド「良いか、お辞儀をして返されたら触っても良いっちゅうこった、返さなんだらまぁそりゃ又後でだ」

ハグリッドの言葉でハリーはお辞儀をし、嘴を触る事ができた。

するとハグリッドがハリーを背に乗せる。

『羽根を引っこ抜くなよ、嫌がるからな』

注意するとハグリッドがヒッポグリフのお尻を思い切り叩いた。

すると走り出し空高く飛び上がった。

その場で待っていると羽ばたく音が聞こえた。

そこでハグリッドは指笛でヒッポグリフを呼び寄せる。

呼ばれたヒッポグリフはスピードを緩めながら地に降り立った。

翌日の夜…。

地下室でスネイプと共に(名前)はその日授業で使った物を片付けていた。

ずっとスネイプの部屋で暮らしている(名前)は全て返す場所を把握している為すいすいと片付けている。

するとそこで(名前)がピクッと何かに反応した。

スネイプ「どうしたのだね？」

『グリフィンドール寮で何か有ったみたいだ』

スネイプ「気になる様なら見に行っても構わん」

『悪い』

断りを入れて(名前)はパッと消えた。