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Cible Quinze ページ16

コナン「……さ…、ん……て!………!」

『ん…』

急に聞こえたコナン君の声に自分が気を失っていた事に気がついた。

コナン「(名前)さん!」

『コナン君…』

名前を呼ばれて起き上がろうとすると腹部に激痛が走った。

『っぐ!』

コナン「起きちゃ駄目だ!俺が気づいた時起こそうと思ったらお腹にゴンドラの残骸が刺さってて…」

そうか、そう言えば落ちたんだったな…。

『風見君の目は覚めたか』

コナン「ううん、それより(名前)さんが!さっき一応残骸は抜いて止血もしたけど…」

『俺は大丈夫だから秀一君の所へ』

コナン「でも!」

俺の近くを離れないコナン君。

『DGSEで痛みの耐性はついてる、俺なんかより大勢の命を助けろ…早く、秀一君の所へ行け』

コナン「(名前)さんを放っては行けないよ!」

『良いから行け!』

俺の声にビクッとしたコナン君。

『後で俺も行く、大丈夫だよ』

コナン「…うん」

走って行くコナン君を目で追う。

耐性はついているといってもやっぱり少しは痛い。

それを気にせず立ち上がるとインカムが音を立てた。

(こんな、時に…)

応答するとそこからはジンの声がした。

ジン《(名前)、お前何故観覧車の中に居る?》

『っ、キュラソーは…ゴンドラに居るって聞いてな』

ジン《そうか、それで?》

『あんたらがゴンドラを落としてくれたおかげで大怪我だよ』

ジン《お前あのゴンドラに居たのか》

『ああ』

そう答えるとジンの舌打ちが聞こえた。

と思ったらブチッと切られてしまった。

『なんだったんだ』

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(プロフ) - 更新頑張ってください^ - ^ (2020年7月1日 22時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コウ | 作成日時:2019年12月21日 21時

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