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＜和也side＞
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リーダーと翔ちゃんが
奴らに連れて行かれたあと。
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『Star』から駆けつけてくれた捜査員のおかげで
俺たちはすぐに車に乗り込んで
奴らの車を追っていた。
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潤「なんなんだよ…！この渋滞っ!!」
雅「急がないと…取り返しのつかないことになるのに…！」
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奴らの車を追っていたのは良いけど
なんと渋滞にハマってしまって…
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俺の横で
潤くんが苛立ってる。
相葉さんが今にも泣きそうになってる。
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今俺らの車が止まってるのは…
かなりの都心。
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もちろん俺らが知ってるような景色。
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人もたくさん行き交ってるし
目立つことはできないけど……
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このまま車が止まってるなら
それをせざるを得ない。
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だって
大野さんと翔ちゃんの無事が懸かってるんだもの。
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そう思っていた時だった。
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潤「……もしかして。この渋滞、リーダーたちに関係してんのかな？」
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和「えっ…？」
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苛立ちながら
拳を強く握っていた潤くんが
ふと、そう漏らした。
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和「関係って……あ、じゃあ…この渋滞の先に、大野さんたちがいるかもしれないってこと!?」
潤「かもしれない。リーダーと翔くん…逃げ出そうとして…それで、何かあって、渋滞に…」
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潤くんの言葉に
胸の奥が熱くなる。
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もし。
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あの2人が
『Wicked』の奴らから逃げているなら
今この瞬間が…2人を保護するチャンスじゃない？
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・
雅「今すぐ行こうよっ！」
和「すみませんっ！行っても良いですか!?」
・
運転をしている捜査員に俺は声をかける。
・
「えっと…どうしよう。危ないですよ？それに…」
・
俺らを助けてくれた発火能力者の彼が、渋ってる。
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と、その時。
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「行ってください。俺が、運転しますから」
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奴らの襲撃に遭い
さっきまで気を失っていた音の能力者の捜査員が
身を乗り出して、運転している捜査員に声をかける。
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「あ、はい…分かりました！」
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彼はそう返事をして
俺らを強く見つめる。
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「一刻の猶予もありません！急ぎましょう！」
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俺らは帽子を一応かぶって
車を飛び出した。
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後から捜査員がついてくる。
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俺らは渋滞の先に向かって走り出す。
・
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お願いだから
無事でいて……！
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自ら犠牲になろうとなんか…しないで……！
・
頼むよ、
大野さん、翔ちゃん…！
ラッキー嵐♪
二宮和也
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尚翔☆(プロフ) - さらしょうさん» ありがとうございます！そんな嬉しいコメント、私が泣きそうです!!バンビズの作品、更新めちゃ遅くてすみません…頑張りますねヽ(´▽｀)/ (2015年4月18日 23時) (
レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
さらしょう - こんにちは！もーいい作品すぎて何回も読み直して泣いています(泣)もう号泣nowです(泣)バンビズの方も見ています。これからもすてきな作品をつくってくださいね！ (2015年4月17日 22時) (レス) id: 2235e2d361 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - タキさん» ありがとうございます＾＾長かったですね…申し訳ないくらい(# ﾟДﾟ)新作も大学始まったら、めちゃ遅くなりそうです…でも応援してくれると泣きそうなくらい嬉しいです、ってか泣きます(笑)頑張りますね！新作の方でも待ってます♪ (2015年3月25日 23時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
タキ - この展開だと、良い結末になりそうですね！尚翔さん、少しはやいけどこの作品の更新、お疲れ様でした！新作は松潤と翔ちゃんが刑事！カッコイイ作品になるでしょうね！ (2015年3月25日 10時) (レス) id: 6763fafb32 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - ですよね〜！ほんとあのドラマは良かったです＾＾新作もうやりますよ〜次回でこの作品完結にするのでその時同時にヽ(´▽｀)/頑張りますね＾＾またコメントくれると嬉しいです！ (2015年3月25日 0時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年11月3日 0時
