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＜潤side＞
・
・
俺らが座ったのを確認した司令官は
さっきの付き人さんに目をやった。
・
「君は、席を外していなさい」
「かしこまりました」
・
付き人さんが部屋を出ていき
再び俺らと司令官だけになる。
・
・
「君たちは…全員、人間だね？」
・
潤「はい…そうです」
「能力者の存在は……いつ知った？」
・
突然の質問に
ニノが落ち着いて、答える。
・
和「俺の父は…未来予知の能力者で……あと、最近のニュースの影響でもあります」
雅「俺も…そのニュースと、あとニノから色々聞いて…」
潤「俺も同じです」
・
俺らの言葉に
司令官はうなずいた。
・
「そうか………まずは、能力者の説明をしよう。
能力者、というのは…生まれながらにして超能力といった能力を持った人のことだ。まぁ、智と翔だけは違うんだが…あの2人以外は、生まれた時に決まるんだ」
・
えっ…
あの2人は違うって…？
・
けど、途中で口をはさめなかった。
・
「能力者は世界に1万人いる。その中の2000人がここ…『Star』という組織に所属しているんだ。『Star』というのは、能力者特殊調査機関の呼び名。数ある組織のうち…ここだけが良組織」
・
雅「良組織って？」
「人間を襲わない。能力者も襲わない。それと警察からの依頼で、日本の警察が捕まえられない犯罪を行った能力者を捕まえて警察に送り届ける仕事など……能力世界で、警察のような役割をしている場所だ。
それ以外の組織は…人間を襲おうとしたり、犯罪を行ったり…世界を支配しようとしたりする悪組織ばかり」
・
じゃあ
ここは良い組織なんだ…
・
「能力者の存在は、つい最近まで隠し通せていたんだ…一人の能力者が、バレるまで」
和「それって…前の、大学の教授の…？」
「そうだ。その事件をきっかけに、我々能力者の存在が…全国に広まってしまった。多くの人間が能力者を恐れ、利用しようとする。それが、今の現状だ」
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・
あまりにも壮大な話に
なかなかついていけない…
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・
潤「あの…リーダーと翔くんのこと…教えてくれますか？」
・
俺の言葉に
司令官は目線を少し落とす。
・
「……かまわない。智からは許可をとってある。だが…
・
・
本当に、良いんだな？」
・
・
それは、どういう意味…？
・
和「構わないです！知りたいんです……あの2人を、助けたくて…!!」
・
・
ニノの必死な声に
司令官は初めて…俺らの前で微笑んだ。
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尚翔☆(プロフ) - 翔実さん» 名字は…(･･;)ご想像にお任せします(^_^;)ただ昔は同じでしたが、今はそれぞれの名前です！あまり名前を変えるのが嫌なので…そういう設定で（汗）ちゃんと決めてなくてすみませんm(_ _)m (2013年11月25日 22時) (
レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
翔実 - あの、双子の名字って何ですか？ (2013年11月24日 23時) (レス) id: ecf7e771ed (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - みややさん» ありがとうございますヽ(´▽｀)/楽しみにしてくれているのに、更新遅くて…本当に申し訳ないです(>_<)頑張りますね＾＾ (2013年10月7日 20時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 夜遅くに申し訳ありませんッｍ(＿ ＿;)ｍ 更新お疲れさまです( ・´ω｀・ 本ッッ当に内容が面白くって、とにかく最高です！これからも楽しみにしてます♪ (2013年10月6日 23時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - サトシックさん» はじめまして！ありがとうございますヽ(´▽｀)/更新遅いですが…それでもよければ(笑)いつでも来てください＾＾ (2013年10月6日 21時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年8月25日 0時
