△87△ ページ40
＜和也side＞
・
・
こんなにも重苦しい空気は
感じたことがない。
・
あのあと、俺らの前と後ろに分かれて
俺らを囲みながら廊下を歩いた、政府の人間たち。
・
・
そのまま
車に乗せられて…着いたのは
物凄く大きいビル。
・
・
和「ここは…」
・
3台に連なって
ゆっくりと進む車は
そのビルの地下駐車場に入る。
・
・
「このビルには、この国の中心となる組織があるんですよ」
・
潤「こんな目立つ場所に？ただの他より高いビルじゃないですか」
「いえ。………このビルの、地下ですよ」
・
地下…だって？
・
・
翔「…国の、中心…とは？」
翔ちゃんの落ち着いた声が響く。
・
「まぁ、それは…のちほど。さぁ、着きましたよ？降りてください」
・
・
・
男に促され
俺らは車を降りた。
・
・
そのまま男たちに連れられて
俺らは地下の駐車場の隅にあった、エレベーターに乗る。
・
そのエレベーターは
地下の駐車場から、更に地下へと降りていく。
・
・
まさか、
こんなビルの地下に…？
・
・
すーっと、下がっていくエレベーターが
止まった。
・
「……ここです」
・
・
男がエレベーターを降りて
俺らも後に続いた。
・
・
そこに、待ち受けていたのは。
・
・
雅「こ、ここって………」
・
俺らは、言葉を失う。
・
地下に、広がる…馬鹿でかい、部屋。
・
ホールのような、造り。
・
・
たくさんの機械と、作業をする人々。
・
大きいスクリーンに映る、たくさんの映像。
・
・
警察の、最先端の捜査をしているようなその光景に
驚きで声が出ない。
・
・
翔「どういうことですか？」
「ここは、我々の組織の捜査員たちがいる場所です。あなた方をお通しする場所は、この横の部屋ですから」
・
せわしなく動いている人たちの横を
通り抜け…
・
また、扉を開けた先には…
・
・
智「……政府の中心に立つ方々の、お出ましって訳ですか？」
・
・
その部屋は
会議室のような場所。
円のように並んだテーブル。
・
よくテレビで
偉い人たちが映ってるような部屋。
・
・
何よりも…
・
翔「……へぇ、総理大臣も、国務大臣も、お揃いで？」
・
そう。
・
国の中心として動く
総理大臣はじめ、政治家たちが
この部屋に揃ってる。
・
・
なんだか
これから起こることが
・
嫌な予感で一杯で…
・
・
恐怖で足がすくんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 276人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
尚翔☆(プロフ) - 翔実さん» 名字は…(･･;)ご想像にお任せします(^_^;)ただ昔は同じでしたが、今はそれぞれの名前です！あまり名前を変えるのが嫌なので…そういう設定で（汗）ちゃんと決めてなくてすみませんm(_ _)m (2013年11月25日 22時) (
レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
翔実 - あの、双子の名字って何ですか？ (2013年11月24日 23時) (レス) id: ecf7e771ed (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - みややさん» ありがとうございますヽ(´▽｀)/楽しみにしてくれているのに、更新遅くて…本当に申し訳ないです(>_<)頑張りますね＾＾ (2013年10月7日 20時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 夜遅くに申し訳ありませんッｍ(＿ ＿;)ｍ 更新お疲れさまです( ・´ω｀・ 本ッッ当に内容が面白くって、とにかく最高です！これからも楽しみにしてます♪ (2013年10月6日 23時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - サトシックさん» はじめまして！ありがとうございますヽ(´▽｀)/更新遅いですが…それでもよければ(笑)いつでも来てください＾＾ (2013年10月6日 21時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年8月25日 0時
