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＜潤side＞
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・
『Wicked』からメール…？
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メールを見て
絶句するリーダーの後ろから
翔くんが画面をのぞきこんだ。
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翔「…えっ」
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翔くんは途端、青ざめる。
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和「なんて……？」
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青ざめ、震える翔くんに気にかけながら
ニノは静かにリーダーに問いかけた。
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智「『もう、逃げられない。』………」
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・
雅「………なに、それ」
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たった、一言なのに
こんなにも恐怖に染まるなんて……
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潤「ってか、なんでリーダーの携帯番号知ってんの？」
智「『Wicked』には、電子機器操作の能力者が一人いるって聞いたことある…そいつじゃない？」
和「そんな脅迫めいた文を送ってくるなんて…卑怯だよ」
・
ニノが恨めしげに、つぶやいた。
・
・
潤「大丈夫だよ！リーダー…こんなの、ただの脅しでしょ？」
智「…だと、良いけどね」
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・
ほんと、なんなんだよ…
あいつらは。
・
どれだけ
俺らの大切な仲間を傷つければ気が済むんだよ…
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・
雅「とりあえず、『Star』の本部に行こうよ！ここ、危ないんでしょ？」
翔「そうだね…智くん、連絡して？」
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・
翔くんに急かされ
リーダーが本部へと連絡しようとした、その時だった。
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・
「ちょっ…！なんなんですか！あなた方はっ」
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さっきのマネの声が
楽屋の外から聞こえる。
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・
なんだか、騒がしい。
複数の足音がだんだん、こっちに向かってくる。
・
和「なに―――、」
・
・
ニノの声を遮り
勢いよく、扉が開かれた。
・
・
潤「なっ…!?」
・
扉に立っているのは
5人くらいの、スーツを着た男たち。
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・
翔「………誰ですか」
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「勝手に入らないでください！」
・
一人じゃ抑えきれなかったんだろう。
マネが遅れて楽屋に入ってくる。
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・
男たちの視線は、すごく鋭くて…
自然と身が引き締まる。
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すると、一人の男が口を開いた。
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「我々は、政府の者です」
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………政府。
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その言葉を聞いて
リーダーと翔くんが固まった。
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「大野智さん、櫻井翔さん……国からの依頼です。一緒に来ていただけますか？」
・
威圧的な声。
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誰も口をはさむことが許されないような、空間。
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・
智「……断れば、どうなりますか？」
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それに負けじと返す、リーダー。
・
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すると、男はにやりと笑って言う。
・
「きっと、この国は滅ぶでしょうね…」
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尚翔☆(プロフ) - 翔実さん» 名字は…(･･;)ご想像にお任せします(^_^;)ただ昔は同じでしたが、今はそれぞれの名前です！あまり名前を変えるのが嫌なので…そういう設定で（汗）ちゃんと決めてなくてすみませんm(_ _)m (2013年11月25日 22時) (
レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
翔実 - あの、双子の名字って何ですか？ (2013年11月24日 23時) (レス) id: ecf7e771ed (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - みややさん» ありがとうございますヽ(´▽｀)/楽しみにしてくれているのに、更新遅くて…本当に申し訳ないです(>_<)頑張りますね＾＾ (2013年10月7日 20時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 夜遅くに申し訳ありませんッｍ(＿ ＿;)ｍ 更新お疲れさまです( ・´ω｀・ 本ッッ当に内容が面白くって、とにかく最高です！これからも楽しみにしてます♪ (2013年10月6日 23時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - サトシックさん» はじめまして！ありがとうございますヽ(´▽｀)/更新遅いですが…それでもよければ(笑)いつでも来てください＾＾ (2013年10月6日 21時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年8月25日 0時
