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＜雅紀side＞
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どんどん事の重大さを理解し始めた。
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全国にもう広まってるってことは…
周りのスタッフも、芸能人たちも、世間も、政府の人間とかも…
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みんな
リーダーと翔ちゃんが能力者で神子なんだと…
知ったはず。
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それが何を意味するのか。
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雅「翔ちゃん…大丈夫？」
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彼の手が震えていることに気づいた。
翔「ん、だ、大丈夫」
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彼は無理して
頼りない笑顔をみせる。
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彼は…ほんと強いよ。
こんな時でも、俺らには頼ろうとしない。
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辛いなら、言えば良いのにね。
悲しいなら、泣き叫べば良いのにね…
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潤「リーダー、翔くん…俺らは、ずっと…2人の味方だからね？」
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ずっとうつむいていたリーダーと翔ちゃんが
顔を上げた。
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智「松潤」
潤「俺らは、絶対…2人の元を、離れないからさ？安心して」
和「そうだよ…俺らにもっと、本音聞かせてよ」
雅「うん。2人はいっつも我慢するから…心配だよ？」
・
俺らの言葉に
リーダーはまた涙を瞳にためる。
・
智「ったく、バカ…っ、なんでそんなに格好良いの！」
潤「嵐はそういう人たちだからね」
翔「…ありがとね」
・
そんな俺らに
マネはハッとした。
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「………僕もね、伊達にあなたたちと何年も一緒にいないんですよ？」
翔「えっ」
「最初は驚いたけど…能力者でも、2人は嵐のメンバーに変わりはないですし…ね」
・
いろいろ吹っ切るようにそう言ったマネ。
「じゃあ僕は事務所に行ってくるので…しばらく動かないでください。収録は延期なので」
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・
彼はそう言って
楽屋を出て行った。
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・
潤「それにしても…こんな写真撮られるなんて」
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松潤は新聞をぐしゃっと握り締める。
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智「こんなの……『Wicked』の奴らに有利じゃん」
雅「えっ、なんで？」
智「こんなに大騒ぎになったら…俺らの居場所も、奴らに見つかりやすくなる」
翔「それに、政府も…」
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和「政府？」
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なんだ、政府って。
どういうこと？
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翔「…とにかく、このままじゃマズイよ。智くん、どうする？」
翔ちゃんの言葉に
リーダーは言った。
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智「とりあえず、ここは危ないから…本部へ戻ろう。マネには悪いけど」
彼は携帯を取り出した。
・
・
そんなリーダーは携帯を開いて、絶句する。
和「大野さん？」
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智「メールきてる。送り主…『Wicked』」
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『もう、逃げられない。』
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尚翔☆(プロフ) - 翔実さん» 名字は…(･･;)ご想像にお任せします(^_^;)ただ昔は同じでしたが、今はそれぞれの名前です！あまり名前を変えるのが嫌なので…そういう設定で（汗）ちゃんと決めてなくてすみませんm(_ _)m (2013年11月25日 22時) (
レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
翔実 - あの、双子の名字って何ですか？ (2013年11月24日 23時) (レス) id: ecf7e771ed (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - みややさん» ありがとうございますヽ(´▽｀)/楽しみにしてくれているのに、更新遅くて…本当に申し訳ないです(>_<)頑張りますね＾＾ (2013年10月7日 20時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 夜遅くに申し訳ありませんッｍ(＿ ＿;)ｍ 更新お疲れさまです( ・´ω｀・ 本ッッ当に内容が面白くって、とにかく最高です！これからも楽しみにしてます♪ (2013年10月6日 23時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - サトシックさん» はじめまして！ありがとうございますヽ(´▽｀)/更新遅いですが…それでもよければ(笑)いつでも来てください＾＾ (2013年10月6日 21時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年8月25日 0時
