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＜智side＞
・
・
知ってたよ。
・
俺らに、神子の力が目覚めたあと
聞かされたんだ。
・
司令官にね…
・
『Wicked』はこうやって
俺ら神子を造り出したんだと…
・
所詮俺らは…神子となる器に、最適な体だったんだと…
・
ただそれだけの理由で
俺らの人生は、狂わされた。
・
・
強く何かを願うことがきっかけ…
・
確かにそうだった。
・
俺と翔くんは
2人同時に、力が目覚めたわけじゃない。
・
・
あることがきっかけで
翔くんを助けたい、という気持ちから
俺が先に目覚めたんだ。
・
そのあと
パニックになった俺を見て
翔くんも力が目覚めた。
・
・
そのきっかけになった出来事は
あまりに悲惨すぎて…
・
当時の俺らは
ただ怖さに怯え、普通でいられなかったんだ。
・
・
さっきまでは人間だったのに…って
言ったところで、通用しない世界に…連れて来られてしまった。
・
・
「……あなた方もよく分かってるでしょう？過去がどうとかって言ったって…今はあなた方が神子だという事実は変えられない」
・
・
男はそう言って笑った。
・
智「お前さぁ、ほんと最低な奴…俺らに用事あるんなら……なんでこの3人を…」
・
・
俺はそう言いながら
3人に視線を移す。
・
それよりも
この3人に怒らないと…！
・
気まずそうに俺らを見る3人に
俺はまっすぐ見据えた。
・
智「なんで、こんなことしたんだよ……」
・
俺の言葉に
3人はただうつむくばかり。
・
・
智「なんで、こんな無茶なことしたんだよ…！わざと、だろ!?わざと襲われるように、仕向けたんだろ!?」
・
その言葉を聞いて
ニノがゆらゆらと視線を動かす。
・
和「……教えて、ほしかったんですよ……」
智「………」
・
和「聞いても、答えてくれないから…！俺らが伝えようとしてることも、聞いてくれないから…！」
・
雅「……自覚してるよ？リーダーたちに迷惑かけたって…でもさ」
潤「………俺らは、リーダーと翔くんの味方だよ？能力者と人間でも、関係ないんだよ…！」
・
・
・
俺らを見て
必死にそう叫ぶ3人。
・
こんなにも
俺らのために、必死になって…？
・
自らを危険な場所に…？
嘘だよ…
俺らなんか、化け物だって言われてたのに…？
・
・
翔「なんで……そこまで、するの」
・
翔くんの声に。
・
ニノは微笑んで答えた。
・
・
・
和「俺らは、大野さんと翔ちゃんが…大好きだからだよ」
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尚翔☆(プロフ) - 翔実さん» 名字は…(･･;)ご想像にお任せします(^_^;)ただ昔は同じでしたが、今はそれぞれの名前です！あまり名前を変えるのが嫌なので…そういう設定で（汗）ちゃんと決めてなくてすみませんm(_ _)m (2013年11月25日 22時) (
レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
翔実 - あの、双子の名字って何ですか？ (2013年11月24日 23時) (レス) id: ecf7e771ed (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - みややさん» ありがとうございますヽ(´▽｀)/楽しみにしてくれているのに、更新遅くて…本当に申し訳ないです(>_<)頑張りますね＾＾ (2013年10月7日 20時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 夜遅くに申し訳ありませんッｍ(＿ ＿;)ｍ 更新お疲れさまです( ・´ω｀・ 本ッッ当に内容が面白くって、とにかく最高です！これからも楽しみにしてます♪ (2013年10月6日 23時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - サトシックさん» はじめまして！ありがとうございますヽ(´▽｀)/更新遅いですが…それでもよければ(笑)いつでも来てください＾＾ (2013年10月6日 21時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年8月25日 0時
