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＜和也side＞
・
・
なるほどな…
・
神子の力の“種”…
それを体内に入れて、あとは…その種が発芽する
すなわち、力が目覚めるのを待つだけってことだ。
・
・
和「…その、発芽する瞬間…力が目覚めるきっかけって…どうやって？」
「そのきっかけは、あることを強く願うという気持ちの変化ですよ…中途半端じゃ、絶対目覚めないもの………彼らは、ある出来事をきっかけに、力が目覚めた…そういうことです」
・
・
ある出来事をきっかけに…？
・
雅「それって…なんですか？ある出来事って…」
「ここからは、僕も知りません。本当、ですよ…？」
・
ここからはあの2人じゃないと、知らなさそうだな…
・
・
「さぁ、ここまで色々と教えたんです……次は、こっちの良いようにやらせてもらいますよ」
・
・
その言葉に
情けなくも、びくっと震える肩。
・
「……神子様たちにとって、あなた方は大事な存在……」
・
男はそう言って不気味に笑いながら
手を俺らにかざした。
・
その手には
徐々に集まってくる、白い光。
・
なんだ…？
・
遠く離れてる俺らにも伝わってくる、この冷気。
・
・
そして…
・
「恨むなら、神子様たちを恨むことですね…!!」
・
そう叫んで、手を俺らの方に振りかざした。
・
・
その瞬間…
・
潤「…っ!?何!?」
和「こ、氷!?」
・
飛んできたのは………氷の刃。
・
鋭く、とがったその刃は…
俺らめがけて、飛んでくる。
・
・
ヤバイ…っ
・
そう思った時。
・
すぐ目の前まで迫っていた氷の刃が
パリンッ!!
・
急に、粉々に散った。
・
・
雅「え……？」
・
次々と飛んでくる氷も全部
順番に粉々に割れて、地面に落ちていく。
・
・
まさか…！
・
そう思って、振り返った先に。
・
・
いた…
・
前と同じ黒のパーカーを着た2人組。
・
前と違うのは、フードを既に取っていて
見慣れた顔が丸見えだったこと。
・
・
智「前にも言ったろ？」
翔「その3人に危害を加えるなって…」
・
凛とした佇まいは、物凄く格好良い。
・
・
「それは、あなた方神子のせいですよ……？」
智「……それより、さっきのはどういうことだ」
・
大野さんの聞いたことのないような低い声。
・
智「俺らはお前らに造られたわけじゃない……ただ、神子という力を俺らに植え付けただけだろ…っ!?」
・
・
こんなに怒ったリーダー…
見たことなくて
・
ただ、戸惑った。
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尚翔☆(プロフ) - 翔実さん» 名字は…(･･;)ご想像にお任せします(^_^;)ただ昔は同じでしたが、今はそれぞれの名前です！あまり名前を変えるのが嫌なので…そういう設定で（汗）ちゃんと決めてなくてすみませんm(_ _)m (2013年11月25日 22時) (
レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
翔実 - あの、双子の名字って何ですか？ (2013年11月24日 23時) (レス) id: ecf7e771ed (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - みややさん» ありがとうございますヽ(´▽｀)/楽しみにしてくれているのに、更新遅くて…本当に申し訳ないです(>_<)頑張りますね＾＾ (2013年10月7日 20時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
みやや(プロフ) - 夜遅くに申し訳ありませんッｍ(＿ ＿;)ｍ 更新お疲れさまです( ・´ω｀・ 本ッッ当に内容が面白くって、とにかく最高です！これからも楽しみにしてます♪ (2013年10月6日 23時) (レス) id: 0652d0798d (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - サトシックさん» はじめまして！ありがとうございますヽ(´▽｀)/更新遅いですが…それでもよければ(笑)いつでも来てください＾＾ (2013年10月6日 21時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年8月25日 0時
