9.お熱6 ページ9
藤井side
反対側に座り直し、機械の準備する
藤井「ちょっとつめたいよ。」
『てって』
藤井「おててつなぐ？」
『うん』
藤井「あっくん？」
「うん」
照史に手を繋いでもらい、検査を再開。
機械をあててみる。
藤井「酸素濃度測ってもらっていいですか？」
淳太「俺するわ」
泣いてたらのも原因かもしれないが、心臓の動きが悪い。
淳太「低いわ。酸素マスクつけるわ」
藤井「わかりました。」
『いや』
淳太「いややな。でもな、これAちゃんの身体を元気にしてくれる大切なものなんや。少しがんばれる？」
コクン
何度もお世話になってるせいか、言葉では嫌がってるけどつけると、何も言わなくなった。大切なものとは、小さいながらわかってるんやな。と実感した。
藤井「Aちゃん？」
照史「寝かかってます。」
藤井「寝てもらっていいよ。」
中間「酸素足りなかっただけかな？」
藤井「やと思いますけど。熱高いから、発作起きても仕方ないですね」
藤井「終わったよ。お片付けするね。」
そう言って暖かいタオルで身体を拭く。
藤井「酸素戻ったら、チューブにしてもらっていいし、またなんかあったら呼んでください。俺外来の片付けしてきます。お願いします。」
淳太side
淳太「部屋は？」
照史「俺お兄さん呼んで来ます。」
看護師「808号室空いてます。」
淳太「しゅんくんの隣か笑笑」
照史「失礼します」
誠也「A?寝ちゃったか。」
照史「仕事戻られるみたいです。」
誠也「3時すぎに、六男きます。長男か次男が5時ごろくると思います。」
淳太「長男さんに病院来たらナースステーションにお声かけてもらうようにお伝えお願いします。」
誠也「わかりました。Aせーくんお仕事戻るね？あとでじょーくるからね？」
誠也「お願いします。」
淳太「照史あとお願い」
照史「わかりました。」
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なっち(プロフ) - コメントありがとうございます。更新頑張っていきます。よろしくお願いします。 (2017年12月19日 23時) (
レス) id: 69a69f23e4 (このIDを非表示/違反報告)
森田まほ美勇人(プロフ) - いつも、更新を楽しみにしてます！ (2017年11月30日 14時) (レス) id: 584867c9e9 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - この作品とっても好きです！ (2017年11月30日 14時) (レス) id: 52b46916eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっち | 作成日時：2017年11月27日 17時
