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母の日3 ページ36

正門side

いつも通り、大吾と2人で帰宅。

最近お気に入りのカフェ巡りして帰る。

正門「今度和也も誘おう」

大吾「そやな」


前から1人で歩いてる女の子。


正門「まいご?」

大吾「まさか」

すれ違い、角を曲がるも誰もいない。

大吾「そうかもな。」

引き返す大吾


正門「ママは?」

『ママいない。』

大吾「ママ見つかるまでお兄ちゃんたちと一緒にいよ?」

『いや。あっちいくの』

正門「これ警察にいうべき?」

大吾「普通はそやけどな」

正門「これは?」

手に持ってるラッピングされた紙をさす


『ママにあげる』


大吾「母の日か。」

正門「ママ一緒に探す?」

『ママあっちー』

大吾「家かな?こんな時間やし」

正門「それにしても、こんな小さい子1人にする親の顔がみたいわ」


しばらく一緒に歩くけど

キョロキョロし始めた

正門「お家どこ?」

『わかんない』


大吾「これはもう迷子や。警察いくか。」


正門「お兄ちゃんについてきて?」


『いや』


大吾「困ったね。」


〜和也からの電話〜

正門「もしもし。どしたん?」

和也「はぁーはぁー、遊びに行くっていってたやろ?」

正門「カフェの帰りや。今度一緒にいこ!プリンあったで?」

和也「え!プリン!じゃなくて、小さい女の子とすれ違わなかった?」

正門「ここにおるで?」

和也「はぁ?A?」

正門「まってな。Aちゃん?」

『はーい』

正門「いま小学校の近くや」

和也「そんなとこまでいってんの?」

正門「いまどこ?」

和也「反対側。俺の家わかる?」

正門「大吾と一緒やし、たぶんいけるで?」

和也「連れてきてほしい。のと、どっちかA抱っこかおんぶしてやって。」


正門「それはええけど。親戚の子?」


和也「妹。」

正門「妹って小さないか?」

和也「詳しくはあとで,お願い」

正門「わかったよー」


大吾「和也?」

正門「和也の妹やって。」

大吾「はあ?」

正門「Aちゃん。抱っこする?」

『ママんとこいく?』

正門「お兄ちゃんたちな。かずやお兄ちゃんのお友達なんや。かずやくんからママのとこ聞いたからお兄ちゃんたち連れてってあげるな」

『かずくん?』


大吾「ほらかずくん」

スマホで写真をみせ、信用させる。


どんなナンパねんて。
いや。誘拐か。

俺が抱っこし、和也の家へ。

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なっち(プロフ) - コメントありがとうございます。更新頑張っていきます。よろしくお願いします。 (2017年12月19日 23時) (レス) id: 69a69f23e4 (このIDを非表示/違反報告)
森田まほ美勇人(プロフ) - いつも、更新を楽しみにしてます! (2017年11月30日 14時) (レス) id: 584867c9e9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - この作品とっても好きです! (2017年11月30日 14時) (レス) id: 52b46916eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なっち | 作成日時:2017年11月27日 17時

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