川に魚っているもんなん？【Fischer's】 (ページ11)

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【5】ドS魔法使いマサイたんページ11

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これはここに置いて、これはここ。これは･･････ここでいっかな！

「Aー、電気つけたぞ」

「マサイたんありがと～！お礼にハグしてあげよう！」

「なんっも嬉しくねぇ」

「うっわ、ひっど！！！」

「、いいから早く片付けるぞ」

念願の一人暮らし！いぇーい！！！

シルクとマサイが同じマンションの上下階を借りてたのは有名な話だけど、実は二人ともまた揃って引越すってなったからそこにわたしも仲間入り。手続きの関係で二人より一足遅れての入居にはなったけど、シルク→マサイ→わたしの順に上下3階分をFischer'sが占拠した。なかなか真上真下で3階分空いてるとこが見つからなくて苦労したけど、駅からもまぁまぁ近いし駐車場もあるしセキュリティもバッチリだしココに決まって一安心。

マサイが助っ人にチョイスされたのは、単純に自ら立候補してくれたから。「暇だから手伝う」って。一人暮らししてたところから引越しじゃなくて、一人暮らしスタート！ってパターンだから買い揃えるものばっかりだし一人でもよかったけど、電気つけらんねーだろ、の一言でハッとしました。あぶないあぶない。真っ暗じゃ生活できん！それに、マサイは唯一住んでた家がどこなのか知ってるから頼みやすかったしね。

「物少ねーな、空気清浄機1個やるわ」

「ほんと？！それは真面目に嬉しいかも！」

「喋るから結構寂しさ減るよ」

「魂こもっとるもんね、マサイん家の家電は笑」

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ。その辺の大型家電も届いたからあとは収納系で足りないもの買い足すくらいかな、今日はもう疲れたからいいや。入居でも一苦労なのに引越しってなったらきっともっと大変じゃん･･････二度とここ出たくない。けどシルクとマサイが引越しする！って言ったらその時はわたしもセットな気がする。

仲良しかよ、いや、めっちゃ仲良しだけど。

「すぐ下はおれだし、その下はシルクだし････大丈夫か」

「めっちゃ飛び跳ねてドスドスするね」

「え、なに？擽られたいの？ドM？」

「イイエ！メッソウモゴザイマセン！！！」

「片言、笑」

マサイたんドSだけど、その笑顔は可愛らしいよぉ。国宝級と言うべきか、癒されますな。アーメン。

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