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28話YOU Side ページ28
私は、病院には向かわず事務所に向かった。
「1ヶ月、ジュンギさんのとこに泊まり込みで仕事することになったから」
「大丈夫なの?」
ヨンファのことを知ってる由岐が心配そうに聞いてきた
「たぶん…仕事だし…いつかは、消化しなきゃいけないでしょ…。ジュンギさんが、何かした訳じゃないし」
みんなが心配してくれるのが、辛かった。
あの時の私…
どんだけだったんだろう
「あ!乃愛ちゃん、薫さんには内緒ね…墮威くんに知れたら厄介だから」
奥の部屋から着替えとメイク道具一式を持って出てくると
「辛くなったら帰っといで」
なんて(笑)
みんな大好きだよ
「あ!由岐、この仕事終わったら、ソウルの支店の話しよ。準名の病院もなんとかなりそうだし」
「うん…気を付けてね」
私は、病院に行き都さんにも事情を話した。
準名の小さな手を握り、
「ママを守ってね」
これから、ジュンギさんが帰るまで
気持ちが揺るがないように…
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作者名:紅華 | 作成日時:2011年7月10日 0時