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1話 ページ1

Aと出会ったのは、
入隊直前に友達の開いてくれた壮行会だった。


幼なじみのヨンファの彼女…


「ジュンギには、ちゃんと紹介したくてさ今日連れて来ちゃったよ」


腰に回した手から、二人の深さは関係はわかる

「アニョハシムニカ?Aムニダ」

A?

「A?イルボンムニカ?」
「ネー」

Aの流暢な韓国語に正直驚いた。

「びっくりするだろ!?Aはさ、仕事で知り合ったんだけど俺もびっくりしたんだよ」

ヨンファの彼女自慢が続くなか、

Aは恥ずかしそうに俯いてた。
じっと見つめる僕の視線に気付いて
ニッコリ笑った顔が
印象的だった。

「韓国語…上手ですね」

「ありがとうございます」

日本語で語りかけたら

日本語で返してくれる。

ヨンファは、きっとこの子と

幸せになるんだろうな…

撮影中に盛り上がって、

入隊が決まったらアッサリと

身を退かれた僕とは違う…

羨ましかった。

2話→



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作者名:紅華 | 作成日時:2011年7月10日 0時

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