こんなにもながい君の不在

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臣くんに不意に告げられた一言も



今となっては冷静になれて


ただ単に私の気を緩めさせようと冗談を言っただけなのかもしれない。


でも、あんな真剣な顔の臣君を思い出すと
やっぱり本当なのかなとも思っちゃう。


でも私はやっぱり直人を諦めきれてない。


諦められるわけがない



何年も会えない時間の中でずっと想ってた


その人に再会したら



好きになるに決まってる。




迷惑かけないから。直人にも、リリさんにも。




もう必要以上に会わないから。



勝手に想わせてよ。



約束を破ったペナルティーとして、



それくらい、許してよ直人。







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