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臣side
それからAさんは俺の常連客になってくれて、予約がある度に俺はガッツポーズをいれてしまう。
俺の話に一つ一つ大事に耳を傾けてくれて、それが嬉しくて、もっと頑張ろうという気にさせてくれて
2次審査に進んだ時なんて、Aさんのお陰とか言っちゃって、これじゃ何か下心丸見え?とか思ったけど本当のことだ。
勿論Aさん以外のお客さんには全くボーカルのことなんて話してなくて
Aさんだけに応援してほしい
そんなこと思ったりしていた。
ファイナリストに残ったことを伝えた時は本当に喜んでくれて、嬉しい言葉も貰った。
思い切って連絡先を聞いた。
俺はAさんにいち早く良い結果を伝えたかった。
少しAさんの顔が曇って見えたのは
きっと気のせい、だったんだと思う。
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チーズ - こんにちは!このストーリーの三角関係がとてもいいですね!この先臣くんがどう行動していくのか楽しみにしています!!頑張ってくださいf^^*) (2017年12月4日 20時) (レス) id: 88e02bed1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らんにゅー | 作成日時:2017年12月1日 21時