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今宮「Aは翔さんとタクシー乗って」
「あ、はい ..」
今宮「悪いんだけど こんな感じだから家まで送ってやってくれる?お金は後で請求して(笑)」
「分かりました(笑)」
とは 言ったものの
目線を下にすると
スヤスヤと寝ている翔さん
「翔さん、帰りますよ」
揺すっても全然起きないから
更に激しく揺らすとさすがに起きた(笑)
岩嵜「ん、もう終わりか ..」
「タクシー一緒に乗って帰りましょう」
岩嵜「ん ..」
少しふらつく翔さんと
タクシーに乗り込む
岩嵜「Aの方が手前だよね?家」
「多分 ..」
翔さんも寝たのか
シーンとしてる車内
岩嵜「A ..」
小さく私の名前を呟くと
そっと手を握られる
「 ... 翔さん?」
岩嵜「ごめん ..」
謝ったと思えば
私の顔を覗き込み
唇の横にそっとキスをされた
「ッ ..」
恥ずかしくて 翔さんの顔を見れず
俯いていると
優しく頭を撫でられる
岩嵜「着いたよ、また明日な」
何事も無かったかのように笑う翔さん
私はキスされて顔真っ赤なのに
余裕ある翔さんの姿にも
気付かないうちに夢中になっていた
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作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年6月20日 0時